2017年7月26日 連日の猛暑の中いよいよ上棟の日がやってきました。
これまでデザイナー山上がこっそり設計を進めてきた新しいリーフ、ようやくお目見えです。
前回までのゆっくり進んだ基礎工事から一変、この日一気に建物としてのカタチが出来上がるわけですが、さすがに展示場の規模となると大仕事です。砂原棟梁率いる大工さんチーム(棟上げの作業の日は助っ人の大工さん達10人程度集まります)の表情からも緊張感が伝わってきます。
まずは、1階の柱を建てるところから・・・砂原棟梁さすがに雰囲気あります!
2階の床の梁を組んでいきます。
下から「さすまた」で支えて・・・
上から「掛矢」で叩く。
この作業を繰り返して軸組を組み上げていきます。
さすがの大工さん達、息つく間もなく次々に組み上がって行くのですが、それは熟練のチームワークがあってこそ。さっきあっちにいた大工さんが次の瞬間にはこっちにいて少しの無駄もなく動き回って作業しています。
高くて、狭い足場でもひょいひょいと・・・
木の接合部は「仕口」といってこんな加工がされています。今は工場の加工で高精度にぴったり組み合わされるようになっています。
お昼休憩を挟んで・・・・まだまだ作業は続きます!
デザイナー山上の企み・・・「大すべり台」も形ができてきました。
ご来場いただいた方は最後にここから一気に滑ってお帰りいただきます。ウソ。
ここがなんなのかまだ秘密にしておきましょう・・・
デザイナー山上の企み・・・屋根の上の「黒ひげ危機一髪」も形ができてきました。
ご来場いただいた方は最後にこの筒から一気に飛び出てお帰りいただきます。ウソ。
これも秘密です・・・
この日はスタッフも作業に微力ながらお手伝い。
足場の上で足がすくむデザイナー林田。
写真を撮ってばっかりのデザイナー山上。
高所恐怖症を発症し、下から声援を送るディレクター藤井
ほぼ大工さんばりの活躍、テクニカル林。高所の作業もこなし、この日ばっかりはカッコよく見えました。
もうほとんど本職の人にしか見えない、ディレクター吉玉。
全てを暖かい目で見守る代表紺谷。
そんなこんなで無事作業を終え、暑かった一日が終わりました。
気温35度、じっとしていても汗が吹き出るような状況でしたが、作業してくださった大工さん、職人さんたちにはスタッフ一同、只々感謝です。現場の方々の苦労に支えられての住まいづくりだということを改めて感じることができた一日です。
今後の作業は砂原棟梁を中心に木工事、外壁、屋根工事が始まります。
これからがいよいよ本番。じっくり、丁寧に想いを込めて作っていきます!