まだまだ暑い日が続いておりますが、リーフの工事は着々と進んでおります。
10月7日のオープンまで約1ヶ月半となったリーフの現在の様子の一部をご覧ください。
第12回でも紹介した砂原ブラザーズの活躍により、前回までは見えていた軸組も今ではこのようにボードで覆われ、中身は見えない状態に。
さてさて、実はこのボードの裏に新たなリーフの一つの目玉が隠れているのをご存知でしょうか。
ボードの裏にはこのようなものが・・・銀の筒
ここにも・・・銀の筒
ここにも・・・銀の筒
こんなものまで・・・銀の筒×3
そう、これらがPAなのです!!
と言われてもピンと来ませんよね。
PAとはパッシブエアコン(Passiv Aircon)のことです。
それでも尚パッシブエアコン?普通のエアコンとどう違うの?と思われるかたのために、今回はパッシブエアコンについて簡単に、新人デザイナーの佐々木の表現力とともにご説明させていただこうと思います。
床があったかい
みなさんこんなご経験ないでしょうか。通常のエアコンは室温はそこそこ十分なのにいつまで経っても寒い。
でもパッシブエアコンだとこんなかんじ
床があったかいんです!!
みなさんこんなご経験ないでしょうか。涼しい1階から2階に上がってきたとたん熱気が!
でもパッシブエアコンだとこんなかんじ
2階に上がってきてヒヤ~
とにかく家中、一年中快適に過ごせるんです。
しかもエアコン1台で!
それはつまり室外機が1個!
みなさんこんな光景を目の当たりにしたことはないでしょうか。
家はカッコよくしてるのに室外機がズラリ!
こんな残念な光景もパッシブエアコンならスッキリ!
だって室外機1個で済んじゃうんですから。
というかんじで書かせてもらいましたが覚えて欲しいのはここまで!
もうおなかいっぱいという方は展示場にて実際に体感されてください。
以下マニアの方は続きをどうぞ!
パッシブエアコンの設備のイメージ図がこちら。
いろいろ細かく書かれていますが、一般的なエアコンのように部屋ごとにビュービュー風を送って空気を冷やしたり、暖めたりするものとは違います。仕組みを説明しますと、冬は暖かい空気を床下に送ることで床から家全体がじんわり暖かくなる、夏は冷たい空気を2階の天井から吹き出して家全体が涼しい。暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ、自然の理に従うとこの方法が理想的なんです。それをエアコン1台で!!
そのイメージをを分かりやすく表した図がこちら。
家全体の空気の温度のムラがなく風もほとんどないのがお分かりいただけるでしょうか。
これによって、ずっと風が当たってしんどい、部屋によって温度差があって、体に負担がかかるなんてことが解消されます。
ここまで説明していると業者の回し者かと思われるかもしれませんが、パッシブデザインが大好きすぎて壁にもたれかかって熱く語るデザイナー山上がイチ押しするものですから間違いありません!
まだまだ詳しく話させていただきたいところですが、ここから先はよりディープな話になり過ぎてしまうかも知れませんので百聞は一見に如かず!まずはリーフにてパッシブエアコンの快適さを体験されてみてください。
オープンまでしばしのご辛抱をお願いします。