「リーフ」がオープンして早10日、引き続き週末を中心にたくさんの方にご来場いただいています。
ありがとうございます。
第15回のリーフの1階紹介に引き続き、今回は2階をご紹介します。
リーフの隠し扉のような玄関をガラガラっとあけ、目の前に飛び込んでくる開放的な空間に魅了されたら、次に気になるのは、玄関のすぐ右側にあるこの階段。
お祝いでいただいたスワッグがシンプルな空間に映えます
ストリップ階段とは、一般的に蹴込み (けこみ・・・踏み板と踏み板の間の垂直部分の板)がなく、骨組みが丸見えの階段のことを指しています。
オープン後はやむを得ず布や落下防止のロープを張り巡らせていますが、本来の姿はこんな感じ。
スケスケで高所恐怖症の方にはちょっとドキドキですね。
そんなスリルと引き換えに、リビングにあってもひとつのオブジェのようなスッキリとした佇まい、踏み板の間から差し込む光がおりなす影もひとつの醍醐味です。
もちろん階段も手すりもHOMEPARTYオリジナルデザイン。
デザインをとるか、安全面をとるかは、注文住宅ならではの楽しみです。
2階に上がるとまずはお子様スペースがお出迎え。
既にご来場された方はご存知かと思いますが、この2段ベッド、HOMEPARTYでも初挑戦となるスタッフのDIY作品です。
デザイナー山上の図面を元に、まずは安定のDIY大好き牟田口が材料の加工。
ディレクター藤井がホームセンターで自ら、手に入れてきた塗料の色、その名も「ねず銀」。
とある晴れた日、大工さんの訓練を受けた宮尾率いるアシスタントさん一同のご協力で一気に塗ってしまいました。
ローラで塗っていく気分はペンキやさん
事務所の外壁に立てかけて乾かします。
この日お天気だったのは、神様が見方してくれていたからに違いありません。
組立ては現場でしかできない、ということでオープン数日前に家具デザイナーと大工さんで「あーじゃないこーじゃない」といいながら・・・
巨匠の閃きという名の気まぐれで、急遽デザイン変更となったため、その辺にあった紙に図面らしきものを書きながらすすめます。
という感じでオリジナルの2つの2段ベッドが完成したのでした。
ここで大きな力を発揮してくれたのが、藤井が見つけてきた「ねず銀」の塗料、
奇跡的にオリジナルカラーのグレーの湯布珪藻土とぴったりの相性で、スタッフも大満足の仕上がりとなりました。
ちなみに、大きな大人が乗っても大丈夫なように頑丈につくられた2段ベッドですが、お子様の心を鷲掴みにしてしまい、オープン直後からお子様数人で上って飛び跳ねるという事態が頻発してしまったため、現在はご両親もしくはスタッフが一緒のときのみ、お子様に上がっていただいています。
ご来場の際は、壁とベッドの調和をご確認くださいね。
洗面台はキッチンと同じ素材のデコリエ。
お風呂~脱衣室~トイレ~収納の一連の床も水に濡れても大丈夫なデコリエで仕上げました。
リーフでは、洗面から続くトイレ奥の収納室は、モデルハウスということで資料などを置いていますが、ご家族分の衣類や普段使わないものなどを収納してもたっぷりと納まるように可動式の棚がついてます。
HOMEPARTYでは、家にいくつかのメインとなる収納を設けることをオススメしています。各場所毎に大きな収納があると、ちょこちょこと色んな場所に収納するよりも、モノの居場所が自然と決まってしまい、持ち物全体の量も把握できるので管理がしやすいですよ。
お子様スペースの反対側には、落ち着きの寝室。
こちらもデザイナー山上発案のDIYベッド。
家具はなるべく背が低い方が、部屋全体がすっきりと見える効果もあります。
そして、ベッドの足元には、HOMEPARTYあるあるの「ここは何ですか?」スペースが。
このボッコリ出た窓辺に座ってコーヒー本を読んだり、ぼーっともの思いにふけったり。過ごし方はその方次第のアソビゴコロゾーンです。
ベッドの反対側にはクローゼットも完備。
この写真ではわかりずらいですが、棚の上部に空間をあけて、寝室の外とのゆるい繋がりを演出しています。
寝室を出て窓の外に目を向けると・・・
お子様の2人に1人(当社調べ)からは「はやくあそこ行こう!」という声が聞かれます。
「リーフ」にはお子様の心をくすぐるポイントが随所に散りばめられているのです。
大人気の2階デッキに通じる部分は、お客様との打合せスペース。
このゾーンはこれからDIYで色々な設えを計画中です。
1階と同じオリジナルの木サッシを開けるとそこはウッドデッキ。
10月14日の江津湖花火大会は、集まってくださった方とここから鑑賞しました。
当日は生憎の雨模様でしたが、無事に開催され熊本中が喜びに包まれましたね。
そして、実はこのデッキもDIY。
すっかり職人の顔になっていたデザイナー林田。
大階段もスタッフで頑張りました。
スタッフみんなで施工に携わった大階段からのウッドデッキ、
完成の喜びはひとしおでした。
すべり台から階段へ、道行く人をドキドキ、ワクワクさせてくれました
今回でリーフのご紹介は一区切りとなります。
次回からは、細部に宿るデザインのこだわりと、見所をご紹介していきます。