カルデラに住む。
「小さく建てて、大きく住まう」がコンセプト。
阿蘇の雄大なカルデラの中で、この地に立った時の大自然のスケール感は、ここでしか味わえない稀なもの 。 カルデラを所有しているが如く自然との繋がりを視覚的にデザインしている。
「おれんちはカルデラだ!」そう言えるくらい、この阿蘇の大自然と一体化した住まいのカタチ。
所在地 | 阿蘇郡高森町 |
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完成 | 2016年 |
1階床面積 | 54.84㎡ 16.58坪 |
2階床面積 | 27.94㎡ 8.45坪 |
設計 | HOMEPARTY |
「小さく建てて、大きく住まう」のコンセプトで実現したHさん邸。
阿蘇の雄大なカルデラの中で、この地に立った時の大自然のスケール感はここでしか味わえない稀なもの 。 カルデラを所有しているが如く自然との繋がりを視覚的にデザインしている。
南には広大な外輪山をバックにカルデラ平野が広がり、北には阿蘇五岳がそびえ立つ。
この特別な立地を上手く取り入れるため、敷地ラインから少し東側に建物を振ることで、大自然の眺望に合わせた配置計画に。
借景ラインに合わせて建築計画し、 広大な阿蘇の大パノラマを見渡す、開放感のある美しい風景を創り出した。視界を遮るものがないこの土地から臨むことのできるカルデラの風景は唯一無二。南の縁側に腰掛ければ、小さなこの家と大自然がまるで一つの空間のよう。
遠くから近づくにつれて鮮明になる箱が重なったような外観は、山の風景と一体となり、ずっとそこにあるかのように堂々と佇まう。
五感を通し、当たり前に四季を感じられるこの地では、ただ静かでゆるやかな時間が流れている。
遠景のカルデラも、近景の庭も、所有の有無が違うだけで、毎日“視界にある” ということに変わりはない。
だからこう言っていい。
「おれんち、カルデラです」
依頼されたのは住宅用敷地でなく、Hさんが所有していた倉庫用の土地。
本人たちにとっては、いつもそこにあるがために見過していた景観の素晴らしさに、担当デザイナーは惚れ込んだ。
ー阿蘇の広大なパノラマが拡がる風景が一体となった自然と楽しむ建築を創りたいー。
今までの内向きの暮らしに徹する住居の形でなく、この地域の風景を取り入れ、プライバシーを確保し、内と外が連続する外向きの暮らしが実現した。
南側の外輪山と段下がりに続く水田の風景を上手く取り入れるため、南側を開き、ひと続きのウッドデッキに。道路とのアクセス具合から駐車スペースは西側に。玄関も西向きにし駐車スペースと近づけることで雨の日も安心の動線設計。
内部は玄関から順番に、パブリック→プライベートへとグラデーションのように段階が変わっていくイメージを。奥に行くほど家族など親しい人とゆっくりくつろげる空間づくり。
建物はコンパクトながら、細かな空間の工夫によって、小さくつくって大きく住まう暮らし方を提案した。
何よりに優先したことは、遠景の阿蘇外輪山と中景の田園、室内が一体となる計画。所有する風景を切り取らない為に、天井までのサッシ(2200mm)を南側一面に取り入れ、枠を見せない納まりで視線を外に開き、上部は吹き抜けへとつなげることで開放感あるオープンな空間を実現。
生活の場としての役割は、壁で区切られた空間でなく、床の段差によって使い方を限定しない曖昧な境界ラインを設けている。
フラットな空間で向かい合って賢く暮らすだけでなく、床の段差が日々の家族のコミュニケーションを生み出し、その時々の気分で楽しく過ごせる。
暮らしのカタチを決めない、自由で自然体になれる生活スタイルを想像した設計。
つくり・集まり・食べる場を基準に、段下り寛ぎの場、段上りの寝転ぶ場が一つの大きな空間に共存している。
coming soon
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