前回は新外プロジェクト木工事のことを綴りました。
今回はその工事を手掛けた大工さんのお話です。
ディレクター藤井がお届けします。
オーナー様の中では、我が家を建ててもらった!という方もちらほらいらっしゃると思います。
HOMEPARTY新社屋はお馴染みの砂原棟梁に工事を行って頂きました。
5年前の2代目リーフの工事の際も「砂原ブラザーズ」としてご紹介させて頂きました。
↑5年前の砂原ブラザース
5年前と比べて今回は何だか賑やか。
ブラザーズ時代よりぐっと平均年齢を下げて、20代・30代の若者3人が加わり「砂原ファミリー」として工事に入っていただきました。
今は砂原ブラザーズ弟さんの宗広大工さんのお子さん達を含めた3人を現場でご指導中。
集合写真をお願いすると、「ネクタイしめてきとらんばい!」とジョークをとばすお茶目な砂原棟梁。笑顔がキュートです。
砂原棟梁は以前から若手の育成に力を入れられており、私たちが所属するアネシスグループの大工会にも砂原棟梁の元で丁稚として下積みをして独り立ちされた大工さんが3人いらっしゃいます。
どなたも丁寧なお仕事に素敵なお人柄でホームパーティにとってなくてはならない大工さんたちです。
この日は室内の木の素材を壁に貼る作業が行われておりました。
砂原棟梁からすると姪っ子さんにあたる女性大工さんとともに長い板をはっていきます。
ホームパーティの現場は柱も壁の化粧材も床材も張り合わせの集成材は少なく、体に優しく、見た目も素敵な無垢の天然素材がほとんど。施工していく間にも乾燥収縮が起きるため、大工さんや職人さんたちにとっては手間のかかる作業が多く、今回も1本1本確認しながら施工されています。
今回の内壁用の板も「大変ね~」と言いつつも腕を光らせ、笑顔で施工されていました。
下で砂原棟梁が木材をカット、甥っ子さんにあたる大工さんが接着剤をぬり
姪っ子さんとともに壁にはりつけ。
流れ作業が気持ちいい。とてもスムーズに声を掛けあってお仕事をされています。
しっかり接着するための工夫も。
余談ですが、私の写真スキルの低さも相まってブレた砂原棟梁の写真を量産してしまい改めて大工さんの動きの俊敏さを感じました。
そんな中テクニカルの藤本さん登場。
今はスマホでも図面を共有できる時代に。
2人で図面をのぞき込み、真剣な表情で細かな収まりや今後の工事内容を擦り合わせです。
砂原ファミリーの現場は身内だからこその阿吽の呼吸もあり、
緊張と和やかな空気とどちらも共存している現場です。
お若い大工さんたちも砂原棟梁や宗広大工の背中を見てこれからも現場で頑張っていかれます。
今回、お父さんや叔父さんと同じ大工の仕事を選択し、親方と丁稚として一緒に働くご家族の姿がとても沁みました。「お父さんの背中」を追いかけていかれる若い大工さんたちにもこれから注目していきたいです。
砂原ファミリーを含め、ホームパーティではお人柄も腕前も素敵な大工さんや職人さんが沢山いらっしゃいます。
これからのお家の工事がはじまる皆さま、現場で働くひとにもぜひご注目ください。
○HOMEPARTYからのお知らせ
ただいま新外事務所を建て替え工事中です。
スタッフはお向かいのHOTOLIにおります。
ご用の際はHOTOLIまでお声掛けください。
新しい事務所のオープンについては改めてお知らせいたします。
お楽しみに!