こんにちは、素敵な時間を頂いた　むたぐち　です。

さて今回はたいへんありがたい時間をいただいたお話です。

 

少し前になりますが　atelier　leaf　に小泉誠さんにいらしていただいて

講演会をしていただきました。

そのあとにそのままお食事会をさせていただいて

お話をいっぱいさせていただく気持ちでしたが、当日はお料理番をしておりまして

ちょっと物足りない気持ちでおりました。

が、またお話をさせていただく機会をいただきました。

 

大学生の時に雑誌でお見掛けして、なんだコレ！すごい！いいな！と思ったことを鮮明に覚えております。

そんな場所にお伺いしてお話をさせていただきました。

大学生の僕がビビっときた場所はまさにここです。

段差、低さ、照明なんともいえないバランスがとても好きで

当時住んでいたアパートの押入れの襖を取っ払って下の段に真似した空間を作ってみたことを

思い出しました。

仕上がりはぜんぜんでしたけど(笑)

 

今回は何のお話を・・・というのは

なかなか文章にするのはむずかしいです。

ただ、物をつくる。提案をする。というのは

やっぱり奥が深いことだと。

 

ないものは作ればいい。・・・と日々思ってはいますが

その「作る。」や、「ほんとうに無いのか。」ということを

突き詰められているのかと考えると反省点ばっかりです。

 

定番というとお手軽な感じがしてしまいますが

 

「ほんとうにお勧めの定番」となるとまったく別だと・・・

 

部品やパーツも建築用でないと駄目な訳ではなく、

材料もホームセンターで手に入るものも手を加えてあげると輝くこと、

出来そうだから形にしてみる。

 

そんな、ものを作るということの根っこにあるものを

実践して時間をとって探求しておられてやっぱり分厚い人だなぁと

ちょっといたずらっ子なところがあったりと、

あらためて大好きになりました。

 

だから小泉さんの考えるデザインは

なんだか温かいのかなと思います。

お店も決して大きな空間ではなく小さな建物をリノベーションして

展示のスペースや作業部屋、キッチン、工房を工夫いっぱいでギュッと詰め込んであって

まるで宝箱みたいな空間でした。

いままで行ったどの空間より僕は好きです。

 

きれいにお手入れされている道具たち、新しい役目を担っている古い道具たち、モックアップの材料、試作の数々・・・

僕ここに住みたいです。

 

そんな刺激と心に火をつけてくださいました。

熱が冷めないうちに形にしていく準備をすすめていきたいと思います。

 

あんまり写真はとらないタイプですが一緒に写真とってもらえばよかったー！

と、アイドルにあったファンのような気持ちに熊本にもどってから思いました。

 

また会いたいなぁ～。

 

でも、まずは目の前のことから頑張ります！