みなさんこんにちは。
デザイナーの佐々木です。
やっと春らしくなり、春の装いが楽しめる時季になってきましたね。
そんななか、先日設計の勉強会がありまして、東京の方に行ってきました!
建築家の先生に根本的な部分から教えてもらう勉強会でして、全6回のボリュームです。今回を含め後3回で終わりとなります。
全6回が終わった際にはみなさんに成果物をお見せできればと思っております。(乞うご期待!!)
さてさて、せっかく東京に行くからには名建築を見なければ!と思い建築探訪に行ってきました。
今回やってきたのはこちら!
江戸東京たてもの園は失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で東京都小金井市の都立小金井公園内に設置された野外博物館。 東京都墨田区にある、東京都江戸東京博物館の分館である。…(ウィキペディアより)
というわけで色々なすばらしい建築たちが建ち並んでいる施設といううわけです!
胸が高鳴りいよいよ入り口の前についたらこの通り!
春になったというのにこの日限定の雪。屋外施設なのに。
そんな手足の感覚が少しづつ失われていく中でやってきたお目当ての名建築がこちら!ズドン
前川國男邸
建築学生であれば誰でも知っている名建築です。教科書に載ってます。
目に入った瞬間これだ!という存在感。たまりません!
日本の近代建築の発展に貢献した建築家前川國男の自邸として、1942年(昭和17)に建てられた住宅です。 戦時体制下、建築資材の入手が困難な時期に竣工しています。
ちなみに熊本県立美術館、熊本県立劇場もこの前川國男さんの建築で熊本にも所縁のある建築家なんですよね〜
外観はこんなかんじです!
左右対称を意識して計画されたことによって生まれる美しいプロポーションですね。
木の窓廻りもいい風合いです。
それでは中へ
不思議な開き戸
ダイニングから見る南側の庭
書斎
書斎から見える庭の景色 窓廻りも美しい
吹き抜けの広がりがとても心地良い。
この家で空間以外で驚いたのが設備!
戦時中とは思えない設備 時代感覚が狂います。
今見るとむしろおしゃれ!
こちら平面図
これほど明確でわかりやすいプラン。
わかりやすいからこそ生まれる心地のいい空間。ぜひマネしていきたいですね〜
といった感じで文章では伝えきれない感動をして満足して外へ出るとこのありさま。
Before
どうりで足の指の感覚が行方不明になるわけですね。
今回ざっくりと説明させてもらいましたが、正直よくどんな建築か分からないよ。というそんなあなたに朗報です。
「前川國男邸 パノラマビュー」で検索するといいことあります。
それではみなさま今回の建築探訪はここまで!
最新の施工物件写真はインスタグラムでアップしています
オーナー様の暮らしも「#ホム助」で投稿されていますよ。