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まいにちがホームパーティ

おかえリーフ

第11回 木工事 進行中 

HP編集部
HP編集部
2017.08.06

棟上げから10日ほど過ぎたリーフ、

お天気にも恵まれ木工事がどんどん進んでいます。

木工事(モッコウジ)とは・・・

その名の通り、木を扱う部分の工事。

大工さんが中心となって、大事な家の骨組みをつくったり、窓枠やサッシの取り付け、断熱材を入れたり、床貼ったり、電気工事が入ったりと、大まかな家のカタチをつくりあげていきます。

建物の骨組みとなる、柱や梁、筋交いなどの木を組み立てたら、接合部分を金物で固定するのも大工さんの大事な作業のひとつです。

部材毎に色々な形状の金物を一つ一つとりつけて、頑丈に建物を支えます。

 

地道だからこそ経験を問われる床貼り

HOMEPARTYのすまいといえば!?

 

十人十色の答えがあると思いますが、多くの方が思い浮かぶのが

「無垢床」(ムクユカ)

ではないでしょうか。

夏場も裸足で歩ける心地よい肌触り、見た目にも自然な風合い、HOMEAPRTY「らしさ」の演出には欠かせないポイントです。

新しいリーフの床も無垢材のオーク

この無垢の床材、完成した家では当たり前のように床一面に広がっていますが、(完成してるので当たり前ではありますが)、どうやって貼られているのかご存知ですか?

 

床材は、全て同じ長さでやってきますので、現場で大工さんが長さを測って切ります。

足元に転がっているのはもしや・・・

切った板を端から見後にぴったりと貼っていきます。

床材の両端は「サネ」といって凸凹になっていますので、そこを組み合わせながらボンドを下の板に塗りながら、横からトントン押しながら・・・一枚貼るだけでもやることがたくさん。

 

コンタニッキも注目の、床美人

  そして大工さんは体が柔軟

ボンドで貼って溝を合わせたら、機械を使って固定します。

プシュン、プシュンという音が響き渡ります。

床と床の間に挟まっている紙、

 

これは、木が湿度の変化によって膨張したり、収縮したりしたときに、隣とぶつかって割れたり、隙間ができすぎるのを防ぐ絶妙な間をとるためだそうです。

呼吸する無垢床は、まるで生き物のようですね。

 

近頃の合板と呼ばれる床材は、あらかじめ何枚か連なったものが1セットになって商品となっていることもあるようですが、呼吸している無垢床はそうはいきません。

 

大工さんが1枚1枚、手間をかけて貼っていると思うと、その分愛着もわいてきませんか。

 

ここで、無駄のない動きで床を貼っていく砂原棟梁の職人芸をどうぞ。

 

窓枠、サッシ

窓枠をつくるのも大工さん、全て手作業で行われています。

 

後日、2階にはぴったりとサッシがはまっていました。

おやおや?右の柱に不思議な文字が・・・

「ドワ枠」

完成したら隠れてしまう柱に、おちゃめな砂原棟梁の一面が隠れていました。

 

台風前・・・

 

2018年8月5日

台風5号が心配されるこの日も現場は動いています。

 

屋根はまだないけれど、随所でおなじみ「モラサン」で雨が降っても大丈夫。

黒ひげが飛び出す煙突もブルーシートでばっちり覆われています。

棟上後、足場シートという名の秘密のベールに包まれたはずのリーフの全貌、

台風を前にしてあっけなく丸見えに。

 

毎年、この時期の熊本に台風がやってくるのはみんな分かっていること、

だから、できる限りの対策をして、なるべく被害が少なく、通り過ぎることを祈ります。

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