おかえリーフ、第12回は、リーフの棟梁、匠のページでもおなじみ砂原大工さんをご紹介します。
タイトルからもお察しの通り、砂原棟梁は兄弟で大工さん、
いつも兄の光国さんと弟の宗広さんのお二人で現場に入られています。
WEBでは初登場かもしれない弟の宗広さん。
砂原棟梁は15歳で大工の弟子入りをされ、以来数十年間大工一筋のベテラン棟梁です。
毎日暑い中ありがとうございます
大工さんというと「とっつきにくいのかな・・・」という印象を持たれる方も多いかもしれませんが、砂原さんはお客様やお子様が現場に来られるといつも手をとめてお話してくれ、腕はもちろんのこと親しみやすさでも人気の大工さんです。(これは付けたしでうなく、砂原さん率いるHOMEPARTYの大工さんたちはみなさんそうなんです。)
床を貼る光國棟梁。
別の作業中の宗広大工。体が柔らかいところは似ていますね。
毎日35度を越える暑さの8月初旬、3時の休憩中に現場におじゃまし、スタッフがお話を聞いてみました。
※以下、熊本弁でおおくりします。
休憩中、差し入れのイチゴかぎ氷を食べながら
スタッフ
今回のモデルハウスはどうですか?
HOMEPARTYの家は毎回大変だけど、展示場となるとますます難しくてやりがいはあるよ。山上デザインはほんなこつ大変ばい。(本当に大変です。)
特にこだわった部分はどこですか?
全部だけど、ここの大きな吹き抜けのとこよね。
あと、今から来る木サッシも大仕事ばい。
※参考 第7回「着工、梅雨」パース画像
オープンの日が決まってるけん、何より工期は延ばせんっていうプレッシャーが一番大変たい。
すみません・・・。
でも、ここで遅れると後工程の人たちにも迷惑ばかけるけん、早めに終わらせる気持ちでしよるとよ。
そう言ってカキ氷をほお張ると、颯爽と仕事に戻って行った棟梁。
その言葉の通り、10日後には、予定より早めに内部の工事をほぼ完了されていました。
さて、砂原さんの発言にもあったように通常のお家よりも大変なリーフの木工事では、砂原ブラザーズの他にも応援の大工さんが協力してくださいました。
その一人が、HOMEPARTYが所属するアネシスの社員大工第1号の田邊大工。
(第9回「基礎、完成」のトップの万歳青年の彼です。)
普段は別の棟梁の下に弟子入りしている田邊大工。
リーフで初めて砂原棟梁の下で汗を流してくれましたが、内部がほぼ完了したということで、最後のご挨拶に遭遇。
田邊大工さんは、今は俗に言う丁稚(でっち)と言われるお弟子さんですが、木工教室やDIY教室などのイベント前には、木材の加工などの準備を大工さんの技でテキパキをお手伝いしてくれる縁の下の力持ちです。田邊棟梁になってHOMEPARTYの家を建ててくれる日も近いかもしれません。
砂原棟梁は業界の職人不足についても真剣に考えておられ、これまでにも数名のお弟子さんを棟梁に育て上げられました。若い人にも大工に興味を持って欲しいとよく話されています。
アネシスでは新卒採用で大工志望の学生も募集していますので、興味がある学生さんはぜひ扉を叩いてみてくださいね。
さて、話を戻しまして、リーフのオープン予定日である10月7日まで残り2ヶ月を切りました。
みなさんも現場で砂原ブラザーズ、田邊大工を見かけたらぜひ声をかけてみてください。