こんにちは、イチノヘです!
残暑はまだまだ厳しいですが、西原村は朝夕は少し涼しくなってきました。
先日、通勤の途中で見た阿蘇乙姫のあたりの温度計は21℃でした。涼しいを通り越して寒い・・・
さすが阿蘇の山の上はもう1段階涼しいですね。
さて、今回は表題の通り燻製に挑戦した話をしようと思うのですが、実は燻製の前段階、ウインナーソーセージを手作りする部分の方が長くなる予定です。
なぜなら、ソーセージ作りの方が大変だったから・・・
というわけで、ソーセージ7:燻製3くらいの割合になりそうですがどうぞお付き合いください。
自宅で燻製をする方法はいくつかあり、燻製器or古いフライパン+網or燻製マシン(家電)などなど。
わが家では燻製器を買って(上の写真のもの)、カセットコンロを熱源にしてやってみることに。
家庭用の小ぶりのものなら1万円しないお値段で十分使いやすいものが買えます。
燻製に向いている食材も色々紹介されていて、簡単なのから難しいのまで幅が広いですね。
今回作ってみたのは
・チーズ(市販)
・味玉
・チキン
・ソーセージ
の4種類。
チーズは雪印の6Pチーズ、味玉は半熟ゆで卵をタレに一晩つけたもの、チキンは塩胡椒+ハーブを擦り込んで半日置いたものを燻製しました。
で、問題のソーセージですが。
これがなかなかの難敵、相当苦戦しました。あまり上手にはできませんでしたが、その戦い(?)の記録をご覧ください。
まず最初に断っておくと、素人が探り探り作るソーセージより市販のちょっといいソーセージの方が美味しいですので、手軽に美味しいスモークソーセージが食べたいならもう市販品一択です。
さて、気を取り直して手作りソーセージです。
まず材料は羊腸、豚粗挽き肉、塩、スパイス、氷水などなど。
そもそも羊腸などその辺で売っていないので、これはネットで注文しました。
豚粗挽き肉はスーパーではあまり売っていないので、お肉屋さんで注文するかフードプロセッサーなどで手作りするか・・・
そう、この時点でもうおわかりのように、材料が手に入りにくいわけです。
材料が揃ったところで作っていきます。
まずひき肉など、材料を練り合わせタネを作ります。夏は氷水を当てて冷やしながらするといいらしいです。
塩抜きをした羊腸をソーセージスタッファーにセットし、肉を詰めていきます。均等に詰めるのが難しい・・・
(ところで最初”羊腸”ってどんなものなのか少しビクビクしていたのですが、白いビニールみたいな感じでそんなに生々しくはなくホッとしました)
詰め終えたら捻ってソーセージの形にしていきます。一応ソーセージらしき形にはなりました。
あとは冷蔵庫内などで乾燥させた後燻製し、低温で茹でたら完成です。
・・・味の感想はまた後ほど。
下ごしらえをした材料をいよいよ燻製していきます。
下の段の網にチキン
上の段の網に付けたフックからソーセージを吊り下げます。
この上にチーズと味玉を乗せます。
チップは桜のチップを使用。
今回は様子を見ながら、だいたい30分くらいスモークしました。
スモークした後、ソーセージは低温で茹でて完成、チキンはオーブンで完全に火が通るまでローストして完成です。
もともとそのまま食べられるチーズと温玉はスモークが終わった時点ですぐ食べられます。
肝心のお味についてですが。
チーズと温玉はもう間違いのない美味しさ!特にチーズは手軽なので、色々なチーズで試してみたいです。
スモークチキンもとても美味しくできました。塩胡椒やハーブで結構しっかり下味をつけた方が美味しい気がします。
苦戦したソーセージはというと、正直、だいぶ改善の余地ありと言うところ。ソーセージは温度管理が肝心らしく、タネを冷たい状態に保つことがプリッとした食感の秘訣とのこと。
腸に詰める工程でもたついているうちに温度が上がってしまい、タネの肉と水分が分離して、ボソボソした食感になってしまったようで・・・
コツを忘れないうちにぜひリベンジしたいところです。
ソーセージ作りはともかく、燻製は意外と手軽にできてしかも美味しく、バーベキューより煙や匂いも少なく挑戦しやすいと思います。
次やるときは、下ごしらえの日数がかかりそうで今回はやらなかったベーコンに挑戦したいと思います。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!