こんにちは、イチノヘです!
とうとう12月です・・・
今年は9月頃から涼しくなって、逆に11月は暖かく、長い秋を楽しめました。
が、もう流石に冬です。
とうとうストーブも点火し
気持ちよさに猫が溶けております。
さて。
ここ数年で、クリスマス前のこの時期に食べるお菓子として、シュトレンが随分浸透しましたね。
パン屋さんで働いていた時、11月〜12月はこの準備で結構忙しかったものです・・・
今年は久しぶりにシュトレンを作ったのでその話と、プラスで冬に食べたくなるお菓子の話をしようと思います。
もともとドイツが発祥のシュトレン。クリスマス前のアドヴェント期間に食べるお菓子だそうです。
酵母が入ったパンの一種なので、日本ではパン屋さんで売られていることが多いですね。
本場では作り方や材料の割合などが法律で決まっていて、それを守っているものだけがシュトレンを名乗れるのだとか。
なかなか手に入りにくい材料もありますし、家で作る分には多めに見てもらって・・・
では製作開始です。
材料はこんな感じです。
バターと砂糖がたっぷり、ラム酒漬けのレーズン、オレンジピール・レモンピール、ナッツがたくさん入ったかなりリッチな生地になります。
ラム酒漬けのレーズンは本体を作る数日前に準備する必要があるので、準備は計画的に。
バターや砂糖が多い生地を作るときにはイーストは耐糖性イースト(今回は金サフ)を使わないとうまく膨らみません。
米ちゃんのチェックが入っております。
生地を混ぜて、発酵させて、フルーツを混ぜて、と工程を進めていきますが、バターが多い生地はベタベタして扱いが難しいです。
お店で機械で捏ねるのと、家で手で捏ねるのとでは勝手が違います・・・
なんとかまとめて焼き上げ、バターに浸して、グラニュー糖をまぶした後、粉糖でコーティング。
生地にもたっぷりバターが入っているのに、さらにバターに浸した上に砂糖でコーティング・・・
カロリーが恐ろしい。
さて気を取り直して。
フルーツやナッツが多い生地は壊れやすいのですが、案の定3本のうち1本割ってしまいました・・・が、何とかどうにかして完成。
猫たちに狙われる中、完成写真がキレイに撮れてよかったです。
バターに浸したり、砂糖をまぶしたりといった作業は結構キッチンが汚れるので、新聞を敷いたりビニール袋の中ですると片付けがしやすいです。
砂糖が飛び散らないようにラップでしっかりと包んだら完成です。
薄く切って、コーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。
シュトレンほどではなくても、寒くなるとリッチなお菓子が美味しく感じられる気がします。
ドライフルーツとナッツをたっぷり入れたパウンドケーキや、手作りしていた栗の渋皮煮を入れたケーキも。
生地はココアを入れて、甘い栗とほろ苦いカカオの風味が良いバランスです。
旬のりんごを詰めたアップルパイ。
これはリーフ型でショーソン・オ・ポム( Chausson aux pommes、フランス語です)と言いますが、大きい丸いパイを切り分けるタイプよりこちらが好きで毎年作ります。
りんごは加工に向いている紅玉でなくても美味しく作れます。
自分で作るときは甘さだけでなく酸味も効いているのが好みなので、酸味が弱いりんごを使うときはレモン汁をかなり多めに入れます。
パウンドケーキにしてもパイにしても、たっぷりとバターが入っていることに変わりはないのですが・・・
カロリーが恐ろしい。
ちなみにお菓子づくりが好きでよく作るので、バターはもう業務スーパーで450gパックを買っています。
12月〜1月はクリスマスケーキやガレットを作ろうと思っているので、バターの買いだめはやめられそうにありません。
まだまだコロナが心配で、冬休みもお出かけや帰省は控えたいところです。
おうち時間を楽しく過ごす工夫として、お菓子づくりはぜひオススメです。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!