こんにちは、イチノヘです!
だんだんと気温が上がって、晩春というより初夏の陽気になってきました。
近所にある”四ツ目”というお菓子屋さん(和菓子屋さん)では、看板の四ツ目饅頭の他に生麩饅頭がお目見え。
ぶるぶるの生麩と笹の葉のみどりが涼しげ。
相変わらず初見のもののチェックが厳しい米ちゃんです。
ちなみに招き猫と鈴の形の最中も売っていて、可愛くてつい一緒に買ってしまいました。
猫好きの心をくすぐるお店でした・・・
さて、前回のブログでも書きましたが、今イチゴが最盛期です。
食べきれないくらい採れているので色々加工しまして、今回はその話をしようと思います。
イチゴはもう5年くらいは育てているような気がするのですが、今年は天候が良かったのか特に豊作でした。
市販の1パック弱くらいの量が一日置きくらいに採れるほどです。
そして最近採れるものはちょっと酸っぱくて(気温が高くなると糖度が上がる前に赤く色づいて甘くなりにくいそうです)、そのまま食べるにはちょっとな・・・そして毎日食べるのも飽きてくるという。
というわけで加工してみることに。
ほぼ日イトイ新聞のサイトをよく見るのですが、そこに乗っている糸井さんの “おらがジャム・いちご” の作り方を参考に作りました。
イチゴを洗って大きいものはカットし、まずはオーブンドライ。
100℃で40分ほど水分を飛ばします。
カットしてみると中が赤いものも白いものもあって、熟れ具合なのか品種なのかわかりませんが面白いです。
オーブンドライしたら砂糖と合わせて、水分が出てくるのを待ちます。
一晩置いておいても。
水分が上がってきたら煮ていきます。
ジャムを煮始める前に、ビンとフタを熱湯で消毒しておくのを忘れずに。
アクを取りながらクツクツ。
レモン果汁も入れますが、酸味づけ(イチゴが酸っぱいので正直今回はいらない気もしますが)と、とろみを付けるために薄皮や種をだしパックかガーゼなどに包んで一緒に煮るといいらしいです。
いい感じに煮詰まってきました。
煮詰めすぎると飴になってしまうので、程よいところで火を止めます。
熱々のうちにビンに詰めて、そのまま完成でもよし。
湯煎して滅菌・脱気すると常温でも半年ほどはもつそうです。多分その前に食べきってしまいますが・・・
翌日、早速トーストに乗せていただきます。
ちなみに猫たちは果物には興味なしです。米ちゃんはジャムではなく、ジャムの下に塗ったバターにつられております。
最近のジャムは低糖であっさりしているものが多いですが、自家製ジャムはとっても濃くて美味しいです。
甘みが強いというより、凝縮されたイチゴの味がしっかりあって、カットも大ぶりに実を潰さず作っているので果実感も抜群です。
ホテルブレッドや生食パンより、パン・ド・ミー(フランスパン生地で作った卵やバターが入っていない食パン)などシンプルな食パンが合う気がします。
イチゴはそろそろ終わりですが、他の果物でも作ってみたくなる美味しさでした。
イチゴといえば生で食べることがほとんどで、意外とそれ以外のレシピは少ないですね。
普通の日本のイチゴはそのまま生で食べるのが一番美味しいということでしょうか。
ピューレにしてババロアとかムースとかはできますが、やはり生菓子で日持ちがしません。
そこで今回ジャム以外で作ってみたのがクラフティ。
こんがり焼いたイチゴ入りのカスタードのようなお菓子です。
手軽に作れて熱々でも冷やしても美味しいので、気になる方は作ってみてください。
今年は梅雨入りが早いそうで、昨日九州南部はもう梅雨入りと聞いて驚きました。
今年の雨はなんとか程々で収まってほしいものです。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!