こんにちは、イチノヘです!
お天気に恵まれた暖かなお正月を過ぎて、寒さも本格的になってきましたね。
阿蘇では日によっては雪が降ったりもしました。
熊本市内よりも一段と寒さが厳しいので、こうなるとなかなか溶けません。
スタッドレスタイヤを履いていますが、運転は慎重にしようと思います。
さて。
1月はお正月をはじめ様々な行事があります。
そして行事につきものなのが行事食。
お正月に食べるおせち料理が代表的ですが、他にも様々・・・
また最近かなり定着してきた海外の行事もあり、手作りで色々作ったりしましたので、今回は和洋取り混ぜた1月の行事食の話をしようと思います。
1月はまず、何はともあれお正月ですね。
そのほか、7日の七草粥、11日の鏡開き、15日の小正月などなど。
色々な風習や行事食があって、作るのも楽しいです。
お正月のおせちや青森式茶碗蒸しについては前回の”ウッドデッキのお手入れの話”で書いてしまったのでそちらを参照で・・・
1月7日、人日の節句は七草粥を作りました。
今は七草セットが売られていて便利です。田舎なのでその辺にも生えていそうですが、自力では見分けられないと思います。
続いて1月11日は鏡開き。
お汁粉を作ったり、シンプルに砂糖醤油で食べたり。
以前は粒が大きい大納言小豆やささげ豆(金時豆)を煮るとき、皮は硬いのに中身は煮崩れてしまうということがありましたが、重曹を使いこなせるようになってだいぶうまくできるようになった気がします。
1月15日の小正月は、全国的には小豆粥を食べることが多いでしょうか?
青森では、小正月に”けの汁”という汁物を食べます。
根菜、山菜、大豆製品などを5mm角くらいのごく小さい賽の目に刻み、昆布だしで煮て味噌で味をつけたものです。
野菜は根菜を中心に、大根、にんじん、牛蒡、こんにゃく、椎茸など。
山菜は蕗、ワラビ、ゼンマイなど。
大豆製品は、凍み豆腐や油揚げなど。
これらすべて小さな賽の目に刻み、昆布だしで煮ていきます。
野菜が煮えたら(前日から)水で戻しておいた大豆をすり鉢で擦ったずんだ(呉汁)を加え、さらに味噌を加え、味を整えたら完成です。
大鍋にたっぷり作って、数日食べ続けるうちにどんどん馴染んで柔らかくなっていくのもまた美味しいです。
具材はささげ豆や細竹を刻んだのを入れても美味しいです。
山菜は今は水煮ですが、昔は塩蔵のものを塩抜きして使っていました。
冬の野菜が採れない時期に備えて、春に収穫した山菜を塩漬けにしておいたもので、歯ざわりが独特でとても美味しいものです。
懐かしの故郷の味です。
12月のクリスマスが終わった頃から、洋菓子店やデパートなどでガレット・デ・ロワが売り出されるようになって結構経ちました。
公現祭の日(1月6日)を祝って食べられるフランスのお菓子で、切り分けたパイにフェーブが入っていた人が”アタリ”で、1日王様になれるというステキなお菓子です。
クリスマスのシュトレンと並んで、だいぶ定着してきた感があります。
お菓子屋さんで買ったことがないのであまり自信はないのですが、作ってみたくて何年かに一度はチャレンジしています。
が、何しろ滅多に作らないので、イマイチ勘所が掴めません。
生地から作りましたが、焼き上がりはどうも楕円になって表面もちょっとヒビが・・・
きれいに真円になり、ツヤツヤのいい焼き色かつ鮮やかなレイエ(表面の模様のこと)を描けるようになりたいものです。
練習あるのみ。
デッキ君をはじめ、キャッツは皆バターや卵が好きなので、製作中は気が抜けません。
お手伝いは結構ですからね。味見も要りませんよ。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!