こんにちは、イチノヘです!
先日、3年ぶりに故郷の青森に帰省してきました。
昨年祖母が亡くなったのですが、コロナの流行がひどい時期で葬儀の参加を見合わせたため、今年の一周忌は対策を取って参加することにしました。
そんなわけで今回は家の話ではないのですが、番外編ということで帰省の時の話をしようと思います。
出発前にPCR検査を受けて、いざ出発、なのですが。
私の出身地は青森県の中でも最も北にあるエリア、下北半島のむつ市というところです。
竜飛岬よりさらに北、本州最北端です。
交通の便が悪いため、帰省の行程は以下のような感じで、例えば9時に出発するとすると
家→熊本空港 車で5分
熊本空港→大阪伊丹空港 9:00〜10:05
大阪伊丹空港→青森空港 11:40〜13:05
青森空港→青森駅(バス) 13:15〜13:50
青森駅→野辺地駅(青い森鉄道) 14:37〜15:21
野辺地駅→下北駅(大湊線) 16:00〜16:47
下北駅→実家 車で5分
移動だけで8時間かかるという、外国なの?という移動時間になります。
飛行機を乗り継いで、そろそろ青森空港に着陸します。
豪雪地帯のため、上空から見るとトタン屋根の赤・青が目立ちカラフルな感じです。
瓦屋根が多い九州は黒っぽいので、これを見ると帰ってきたなあと思います。
青森駅ではこちらがお出迎え。迫力があります。
青森空港からバス→電車を乗り継いで下北を目指します。
が、初手の青森駅でSuikaが使えずあわてて切符を購入することに。
八戸方面行き路線や大湊線では無人駅が多いので使えないのでしょうか・・・
野辺地駅で大湊線に乗り換えます。
1両編成はいつものこと。
そしてこの時の気温は12℃、本当に寒いです。
下北駅の改札で駅員さんに手渡し(!)で切符を渡し、やっと到着です。
実家に着いたら当然のようにストーブを焚いていました。
帰省している間天気が今ひとつだったこともあり、最高気温16℃、最低気温8℃とか・・・
夫にはちょっとした熊本の冬じゃんと言われました。
久しぶりに帰ってきたので、母が魚介類いっぱいのご馳走を準備してくれていました。
ウニとしめじの炊き込みご飯、ホタテと鮑のバター焼き、水ダコのお刺身等々。
・・・イマイチちゃんと撮れていなくてすみません。
陸奥湾はホタテの産地で、新鮮で美味しいホタテが食べられます。
タコというとこちらでは水ダコを指し、世界最大のこのタコは巨大ですが柔らかくて美味しいです。
マグロで有名な大間崎の反対側の尻屋崎では昆布がよく生育していて、それを食べるウニやアワビもよく採れます。
青森は3方向+陸奥湾とほとんどを海に囲まれており、日本海・太平洋、湾内のそれぞれ異なる魚介類が獲れる、美味しいものの宝庫です。
2日目に、むつ市に新しくできたグランピングキャンプ場を見学に行きました。
キャンプをしなくても食事ができるとのことで、連れて行ってもらうことに。
今年の4月にオープンしたばかりのPARK DAIKANYAMAというところ。
江戸時代に田名部代官所が置かれていた場所で、時代の変遷とともに小学校や図書館に変わり、施設の移転後は代官山公園として親しまれてきました。
私の出身小学校の第二田名部小学校は移転前はここにあり、シンボルツリーの樹齢300年の高野槙の古木が今も残っています。
おしゃれなグランピングトレーラー
ドームテントも
食器や地場の野菜、アウトドア向きのアイテムが並ぶショップも。
下北半島には恐山や仏ヶ浦などの奇景・絶景が見られる所や、薬研温泉、マグロで有名な大間崎などがあるので、キャンプ場を拠点に観光、も楽しいと思います。
熊本からだとちょっとした秘境の旅、ちょっとした海外旅行(確かに海も渡るし)のような・・・
津軽地方に比べると下北の方言はマイルドですが、難読地名が多いのでご注意を。
ここまでが前半戦で、法事のためまた大移動するのですが、それはまた後半で。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!