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まいにちがホームパーティ

イベントレポート

swing ブランコのある暮らし|暮らしの拝見会のご報告

林田
林田
2022.08.23

夏真っ盛りの8月、ご入居丸七年が経過したO様邸にて「暮らしの拝見会」を開催させていただきました。

お久しぶりの林田がレポートいたします。

 

―――軒下にブランコのある、公園のようなお家。近所の子供たちが自然と集まる場所―――

 

 

O様との出会いは2015年1月。私がホームパーティに入社して初めて設計担当をさせていただいたお客様です。

お日様のように明るく朗らかなご夫婦と、当時住まわれていたアパートのダイニングテーブルをぐるりと囲み、「これまでの暮らし」と「これからの暮らし」について楽しくお話させていただいたことを覚えています。

当時二人暮らしだったO様ご家族も、今では元気な二人の娘さんとの四人暮らしです。

 

 

O様がお家づくりをする上でとても大切にされていたことは、

 

「つながりを感じられる家」

 

当時光の森にあった homeparty cheak の展示場に初めて来ていただいたときに、

外からの扉を開けた瞬間、部屋のすべてが見渡せる解放感と吹抜を介して1.2階が緩やかにつながる空間に一目ぼれをしたそうです。

 

また、もう一つの夢が、家族やご友人を招いてホームパーティが出来る、

 

「人が集まる家」

 

今ではすっかりその夢が叶い、季節の行事やイベントの時にとどまらず、普段の何気ない週末にも、ご近所さんと「今日、やりますか!」と軽いノリでBBQが始まったりと、

ごくごく自然に人が集まってくるお家になったそうです。

 

 

 

 

O様邸の土地は幹線道路がほど近い住宅街ですが、家の前の道が行き止まり道路で住民の方しか車の乗り入れがない事もあり、とても落ち着いた静かな環境です。

「何となく敷地は広い方が良さそう」という想いを抱きながらの土地選びは、90坪強ある敷地との偶然の出会いから急展開をみせます。

心配していた細めの砂利道や行き止まり道路は、今となっては好条件だったと振り返ります。

 

育ってきた庭木が程よく視線を隔してくれるため、ブラインドはあげたまま過ごす事がほとんどだそうです。

お庭で遊ぶ子供たちを見守りながら、家の中で家事が出来るのも嬉しいですね。

 

 

L型の建物を東側に寄せ、建物に囲まれた屋根下のウッドデッキを囲むように南側にぐるりと庭木を植えました。

西側に大きく空けたスペースに車を停め、その奥には物置小屋を建てる計画でした。

 

 

暮らし始めてから建てた「ユーロ物置」をかっこよく使いこなしている光景がとても素敵で、訪れた人は真っ先に見入ってしまいます。

キャンプ用具やアウトドアで使うギア、子どもの外遊びの玩具や家族分の自転車など、DIYで作られた棚と有効ボードを取付けた壁を生かして整然と収められています。

こんな風に、使いたい道具を使いたい時に気持ちよく使える工夫が至る所に散りばめられ、ご主人のフットワークの軽さが見て取れます。

 

 

 

 

 

 

小屋の前に設置されたタープの下にはローチェアとローテーブル、プール、水遊びの玩具。

子どもたちが暑い夏中、沢山水遊びを楽しめるようにという親心を感じます。

大人数が集まる時は、この広い駐車スペースでお外ご飯を楽しまれているそうです。

 

すっかりDIYにはまったご主人は車の内装もご自身で手を加え、キャンピングカーのように改装。

荷台を跳ね上げ、天井になった所へランタンを吊るせるようにもなっていて、使いやすい細かな工夫が満載です。

折り畳み式のスタンド机をフロアへ連結し、かき氷屋さんをしたり、BBQの時にはバーのようにお酒を振る舞ったりしているそうです。

 

 

 

ブランコのある、緑に囲まれたお庭は程よく木陰もあり、真夏でも心なしか心地よい風が流れ涼を感じられる場所になっています。

こちらにもローチェアやローテーブルを設え、焚火を楽しむコーナーがあります。

 

 

休日はご主人がウッドデッキでDIYの作業をする傍らで、子どもたちは泥遊びをしたり、ターザンロープをしたり、おままごとをしたりと、思い思いに活動します。

土のままの地面を残したのも、子どもたちに泥遊びをさせたかったから。

使い込んだ玉子焼き器がデッキの端に並び、下には沢山の調理道具が収まっています。

 

 

 

軒下にはめだかがスイスイ泳ぐ水鉢も備えられ、生き物や自然を身近に感じることが出来ます。

 

拝見会の日、初めは緊張して口数少なめだった子どもたちも、ブランコを通してすっかり打ち解けていました。

葉先に足が届きそうなくらい勢いよく漕いではしゃぐ可愛らしい姿に大人たちの目尻も下がります。

 

 

 

 

 

新居にお引越しをして間もなくお子様が生まれ、子どもの成長と共に住まいの歴史が始まったO様。

寝て、起きて、食べて、遊んで、勉強して、仕事して、とほとんどの時間を居間で過ごしています。

家族みんなが過ごしやすいように工夫された収納や、部屋のあちこちに飾られた子どもたちの作品に、気持ちが和らぎます。

 

この日も食卓横のデスクで熱心にお絵かきをしていた次女。

綺麗に色塗りされた絵を、奥様がさらりと作品掲示のコーナーへクリップ留めする姿を見て、胸がぎゅっとなりました。

優しい両親に見守られながら、のびのびと健やかに育つ子どもたちは何て幸せなんだろう。

 

 

 

 

家が素肌に近くとてもシンプルなので、どこに何を飾ろうか考えるのも楽しいとお話して下さいました。

自分たちらしく暮らしを彩っている光景を心から嬉しく思います。

家づくりは建てたら終わりではなく、生きている間ずっと続いていくものだなぁと改めて感じた一日。

 

 

 

 

7年が経ち、立派に育った木々達に囲まれ、程よく建物が覆われた佇まい。

木の家具は色味が落ち着き、無垢の床も美しく艶が増してきました。

年月を経るごとに、設えや雰囲気に個性が色濃く滲み出ていて、大切に住まわれていることが伝わってきます。

 

色々ご紹介してきましたが、打合せ当初は、DIYも ”興味はある” くらいで、樹木もお手入れが大変そうなので ”3本位で十分!” なんておっしゃられていました。

担当した私達ですら、こんなにモノづくりやアウトドアが生活の一部になっている姿を想像していませんでした。

家には人の生き方まで大きく変える力があるのだと実感します。

 

暮らしていくうちに色々なメンテナンスや不都合な部分も出てきて「100点満点」とはいかなかったとしても、

「120%お気に入り!」と思えるお家で、こんな風に長く愛され続けてくれると嬉しいなと思います。

 

これからも、家族の変化と共にお家がどう進化していくのかとても楽しみです。

O様、お邪魔させていただきありがとうございました。

 

都合によりご参加できなかった皆様へ、少しでもO様の心豊かな暮らしぶりがお伝え出来ていたら幸いです。

 

 

○HOMEPARTYからのお知らせ

ただいま新外事務所を建て替え工事中です。
スタッフはお向かいのHOTOLIにおります。
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新しい事務所のオープンについては改めてお知らせいたします。
お楽しみに!

        
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