こんにちは、イチノヘです!
残暑厳しい中にも、朝晩は涼しくなってきましたね。
近所の栗畑では栗の収穫が始まったようで、家のそばの八百屋スーパーに並んだ初物の栗をつい買ってしまいました。
最寄りの水源、塩井社(南阿蘇ではなく西原村の)に水を汲みに行ったら、もう彼岸花が咲き始めていて、御神木のイチョウの木からは銀杏がちらほら落ち始めていました。
着々と秋に向かっていますね。
さて。
少し前に、ハチに巣を作られて慌てた話を書きましたが、自然が身近にあるともちろん楽しいこともたくさんあります。
今回は庭にかわいいお客様がきたので、その話をしようと思います。
街には街の、田舎には田舎の野鳥がそれぞれ住んでいると思いますが、西原村のうちのあたりにも色々な鳥がやってきます。
カラスやスズメもまあまあ居ますが、街中よりカラスは少ない気がします。
大きい野鳥だと雉、それから鳩とキジバト、ヒヨドリ、ヒバリ、ツバメ、メジロ等々。
時期によってはスズメの群れが芝生の虫をつつきに来たりもします。
あとお腹が黄色い、スズメより少し大きい鳥を見たことがあります。
きっともっといるのでしょうが、見たことがあるor聞いたことがあって自分が知っている鳥はこのくらいです。
ある日芝を刈っていたら、近くの木からバサバサっと物音が。
なにか居るのかとのぞいてみたら、何と鳥の巣があるではありませんか。
そっと覗くとそこには生まれたてのように見える雛が。
い、いつの間に・・・
先ほどの物音は、気付かず近づきすぎて驚いた親鳥が飛び立った音だと思われます。
悪いことをしました。
ちなみに鳥の巣がある場所は庭の南西角。
巣の高さもちょうど目の高さで、もっと高ければ気付かないところでした。
うちの敷地は風が強いので、老婆心ながら巣から落ちはしないか心配になります。
ところで一体何の鳥の巣なのかと思っていたのですが、そっと観察していたら親鳥が巣に戻ってきました。
それは
メジロ!
スズメよりさらに小さく、何しろ緑色なので動いてくれないとなかなか見つけられません。
エゴノキの花が満開の頃、よく木にやってくる鳥ですがまさか営巣しているとは・・・
調べてみると、メジロは抱卵期間が11日前後、孵化から巣立ちまで11日〜13日程度とのこと。
メジロの主食は花の蜜や甘い果実、子育て中は虫などもよく食べるそう。
そんなことなら庭のブルーベリー好きなだけ食べて!
それにしても羽も生えていないこんな赤ちゃんなのに、本当にあと10日ばかりで巣立つのかと半信半疑ですが、そっと見守ることにします。
気持ちは毎日覗きに行きたい、もしくは観察カメラを設置したいくらいですが、極力遠くから眺めることにします。
初めて発見してから、5日後。そっと覗くと
大きくなり、鳥らしくなってきました。
さらに3日後(発見から8日後)
羽毛が生えてフサフサに!
目も開いています。
そして発見から11日後、またそっと覗いてみると
もう巣立ってる!!
昨日は親鳥が2羽とも木の周りを飛び回っていて、もうどちらかが巣を守ってなくてもよくなったのかな〜などと思っていたのですが、あれは巣立ちを促してのことだったのか・・・
調べた通り、本当に11日くらいで巣立ってしまいました。
メジロは巣を使い回さないらしく、毎回違う場所に営巣するようです。
また庭に遊びに来てくれるといいなと思います。
メジロ可愛かったなあ、と少し寂しく思いつつも、まあうちにはかわいい猫が3匹もいますから。
飼い主のおやつを横取りしようと試みたり、時々ヤモリを狩って丸かじりしたりするたくましい猫が・・・
アイスはあげませんよ。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!