こんにちは、前回に引き続きお休み期間中のお話をする むたぐちです。
いままで春に休みをとったことがなかったのですが・・・いいですね。
暑すぎず、寒すぎず、お庭にはもってこいのいい季節です。
さて、そんな休みのはじまり。
怪獣二人を学校へ送り出し、晩御飯の下準備と家のお掃除を終えたら自由時間です。
でも新入生、すぐに帰ってきます。
もっと学校にいればいいのに(笑)。
そろそろかなと思って、2年ほどたってしまった
庭木の「 大がかりな剪定 」
我が家の木々たちは、ほとんど株立ちといって根元から何本かの木々が伸びているものにしています。
単純に株立ちが好き!というのもありますが木々の枝先を切り詰めての剪定を繰り返すと
山育ちのやさしい雰囲気がなくなってしまいます。
わかりやすいのが道路にある街路樹です。
何度も同じところを剪定されて自然の樹形からは程遠い形になっています。
あれは、あまり好きにはなれません。
かわいそうだと思ってしまいます。
そうならないように株立ちだと大きく育ちすぎた幹を根元から切り、
ほかの小さな木と入れ替えてあげることで
高さなどを抑えながら自然な樹形を楽しめる、切った切り株からまた新たな木が伸びてくるという
循環でいつまでもかわいい木でいてくれる。
と、いうことをよくお客様にもお話します。
でも、主木を切って交代させたことは僕も実はまだありませんでした。
勇気もいるし思ったときにやらなかったのでシラカシの大きさが7m越え、
剪定はよくしていますが、伐倒はほぼ初めてです。
チェーンソーの刃を目立てして、楔、倒れる方向にテンションをかけるためにロープを準備
怖いので太い枝は先に切り落としてからメインの木にとりかかりました。
before
実際には去年の写真です。
after
切り株がこちら
測ってないですが直径25㎝くらいですかね。
大きく育った3本を切り細くしなやかな2本を残して次の世代にまた期待です。
ばっさり切ったのには理由もあってシラカシが旺盛に育ちすぎて横のジューンベリーが
ほぼ日陰になってしまいました。
それでも4mくらいまで成長してくれたおかげで目隠しの役割もしっかり担ってくれるようになったので
シラカシくんと役割の交代です。
他の木々も重なった枝や枯れ枝を剪定して風通しをよくしておきました。
こうすることで害虫もかなり軽減できます。
我が家では消毒などは一切していませんが毛虫が大量になどはほぼないです。
全体もすっきりして爽やかになり大満足です。
え~、ただやってから言いますが
これは専門の人にお任せすることをおススメします!
まず、疲れます。
それも体の疲れとあわせて緊張感が半端ではありません。
チェーンソーを薪を切るのによく使っていますが木を伐倒するのは別物です。
HOMEPARTYの家の柱などは阿蘇の小国杉です。
その伐採見学のときに山師さんすごいとおもっていましたが改めて尊敬です。
あんな巨木怖くて手に負えません。
倒した木の処理も大変です。
我が家は薪ストーブがいますのですべて薪になりましたが、
捨てる方は運ぶのも大変かと思います。大きくなりすぎる前に早めにご相談を(笑)
ちなみに、伐倒、大きな木の玉切りまでは緊張感をもって
講習でならった通りの使い方、安全確認、適度な休憩をとってやっていました。
枝先の細い木々を処分するのに面倒くさがってチェーンソーを良くない使い方で
切っていました。
「 キックバック 」
回転系の刃物におこる現象です。
しっかりキックバックしました。
ケガをしました。
左手を小指を人生初の4針。
そんなに痛みはありませんでしたが、残りの休みに計画していた
「 小屋計画 」頓挫。
これが一番ショック。
ケガがおもったほど大したことなかったので、問題はないのですが
ひとつ間違えると・・・やはり道具は正しく使いましょう。
と、自分に言い聞かせる良い機会になりました。
横着はいけません。
基本に忠実に。
をモットーに今後もDIY、お庭を楽しんでいきます。
残りの休み期間中・・・ビニールに手をくるんでの晩御飯づくり。
奥さんは晩御飯ができている日々になったのでご機嫌でした。
はたして今年中に小屋は建つのでしょうか。
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