こんにちは、イチノヘです!
外の景色が瑞々しい新緑の色になり、日によってはもう初夏の陽気ですね。
燕が飛び交い、夜ともなるとカエルが賑やかに鳴き始めた今日この頃です。
今年もうちの庭の桜は咲きませんでしたが(泣)、エゴノキやカボスの花が咲き始めました。
カボスは信じられないくらいたくさん蕾がついています。
・・・数えられません。
去年は少なかったので裏年、今年は表年なのでしょうか。
今から楽しみです。
さて。
私は地元から遠く離れたところに住んでいるため、”地元の味”や”お袋の味”は自力で調達しないと食べられません。
食材自体が九州・熊本では調達できない場合は諦めざるを得ないのですが、手に入りやすいものの場合は頑張って作ることも。
今回はその「材料は手に入るが自作しないと食べられないもの」のひとつ、よもぎ餅を作ったので、その話をしようと思います。
和菓子屋さんはもちろん、コンビニでもスーパーでもいつでもどこでも買えるよもぎ餅。
買って食べることももちろんありますが、どうしても「求めてるのはこの味じゃない・・・」と思ってしまうポイントが。
それは”餅の薄塩味”。
子供の頃におばあちゃんが作ってくれたよもぎ餅は餅生地に薄い塩味がついていて、それが私にとっての”よもぎ餅の味”になってしまっているのです。
どこにも売っていないこの味を求めて、面倒なのは重々承知しているのですが年に1度は作ってしまいます。
さて、まずは敷地の端に生えているヨモギを摘んでいきます。
ちょっと伸びてきているので、上の方の柔らかそうなところだけを摘みます。
流水でよく洗い、汚れを落としたら茎を外し、柔らかい葉だけを湯がきます。
塩と食用重曹を少し入れて、2分ほど茹でたら水に取ります。
水気を絞り、キッチンバサミで大まかに刻んだ後すり鉢でペースト状になるまで摺ります。
次に餅の準備をしていきます。
よもぎ餅と一口に行っても、大福にするのかお団子にするのかで粉が変わりますが、今回は大福にするので餅粉で作ります。
よもぎ団子を作るなら団子粉・上新粉などで団子を作り、後から餡を乗せても。
白玉粉でよもぎ味の白玉を作り、ぜんざいにしても美味しいです。
餅粉を捏ねて、蒸していきます。
蒸しあがったらペースト状にしておいたよもぎと混ぜます。
・・・よもぎペーストはなかなか混ざりにくいです。餅つき機欲しい。
餅には砂糖の他に塩少々を入れて、薄い塩味を感じるくらいの味にします。
製菓材料店などで手に入るトレハロースを加えると、翌日も餅が柔らかいままで美味しいです。
均一になるまで捏ねた餅を8等分して、餡子を包んだら完成です。
よもぎはどこにでも生えていますが、きれいなものを探すのは意外と大変な気がするので、手軽に粉末のよもぎ粉を使っても。
またよもぎに似ている野草で毒があるものもあるため、見分けに自信が無い場合も無理せずによもぎ粉を使うのが確実です。
わが家の猫たちはみんな、飼わないか勧められたり保護したりした元野良ばかりで正確な誕生日はわからないのですが、大体の予想では皆5月頃生まれの子たちです。
今月で米ちゃんを筆頭に9歳、7歳、6歳とすっかり大人、そして米ちゃんはそろそろシニアに差し掛かってきました。
全員とても元気いっぱいで、今の所はあまり病気もせず飼い主としては嬉しい限りです。
より長く健康でいてもらうために、健康に良さそうなごはんを探したり、調子が悪そうな時は早めに病院に連れて行くなどしてはいますが、お話できないため飼い主ができることはあまり多くないな・・・とも思います。
普段できることは、せめてのんびりストレスなく、楽しく過ごしてもらえるよう環境を整えてあげることくらいです。
これからも家中全力で走り回って大丈夫なように、誤食が無いように片付けちゃんとするね。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!