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2023年版 梅しごとの話

一戸 紀見華
一戸 紀見華
2023.06.11

こんにちは、イチノヘです!

 

 

窓から見える景色が濃いめの緑色になり、季節の移り変わりを感じます。

梅雨入りし、咲いている花もアジサイやホタルブクロ、ラベンダーなど初夏の花になってきました。

メダカビオトープにいい感じの日陰を作ってくれるアジサイもこのとおり

 

 

庭のアジサイはヤマアジサイを植えてもらっています。

葉も花も小ぶりで、可憐なかわいらしさがあります。

剪定だけ気をつけて行えば、毎年たくさんの花を付けてくれますし、丈夫で育てやすい花です。

 

 

さて、梅雨に入り文字通り梅の実が生る頃です。

今年は2年ぶりに梅しごとをやることにしまして、今回はその話をしようと思います。

 

 

 

今年の梅酒、何をどうする?

 

 

2年前に梅酒を作ったときは、

・青梅+ホワイトリカー+氷砂糖

・半熟(少し黄色くなるくらい熟した)梅+黒糖焼酎+氷砂糖+黒糖

の2パターン作りました。

 

オーソドックスな”青梅+ホワイトリカー梅酒”は、透明感のある琥珀色とまろやかかつすっきりとした味わいで、普通に飲むほか、何度も梅酒ゼリーにしていただきました。

半熟梅黒糖梅酒は、1年目(漬けてから1年前後)は焼酎の風味が強くて失敗したかな?と思いましたが、1年半を過ぎたあたりから劇的に角が取れてまろやかになり、とても美味しくなりました。

半熟梅特有の甘い香りと黒糖の濃厚なコクが合わさり、芳醇な味わいです。

 

ということで今年の梅酒はどうしようかと考えて、せっかくなら新しい組み合わせで作ってみることに。

今年は半熟梅+ブランデー+氷砂糖でいきます。

そしてもうひとつ、初挑戦の梅シロップもやってみようと思います。

 

 

 

梅酒と梅シロップ

 

 

まずは準備から。

煮沸して消毒した瓶を乾かしつつ、梅のヘタを取っていきます。

特に黄色く熟しかけている梅は、甘い良い香りがします。

 

ヘタを取り終わったら優しく水洗い。

・・・それにしても産毛の生えた梅の撥水すごい。

 

 

洗って水を切り、ひと粒ずつ水気をふき取ります。

梅酒用の黄色い半熟梅と、梅シロップ用の青梅、色の違いはこのくらい。

 

 

梅酒の方は、瓶に氷砂糖と梅を交互に入れ、最後に梅酒用ブランデーを注ぎ入れ、仕込み完成です。

 

 

 

梅シロップはアルコールが入らない分傷みやすく、梅酒より難しいと聞いたので、比較的成功しやすいと聞くお酢入りのレシピで作ってみます。

 

青梅と、氷砂糖にグラニュー糖(氷砂糖より溶けやすい)をブレンドして入れます。

最後にお酢を少々入れるのですが、穀物酢より味のなじみが良いらしいリンゴ酢を入れ完了。

あとは梅酒も梅シロップも、1日に2〜3回、瓶を優しく揺すって熟成を待つだけです。

 

 

 

 

梅酒は年末ごろにはもう飲めると思いますが、一昨年からの経過を見ると漬け込みから1年くらいは置いたほうがより美味しくなりそうです。

梅シロップはそれよりだいぶ早くて、2週間〜3週間くらいからいただけるようです。

うまくできるように念入りに転がしたいと思います。

 

漬け込みが終わり取り出した梅シロップの梅は、ジャムや甘露煮、梅ゼリーなどに変身させても美味しくいただけるようなので、それもまた楽しみ。

さっぱり甘酸っぱい味わいで、気が滅入りがちな梅雨を乗り切りたいと思います。

 

 

 

 

蕎麦はうちの3匹の猫の中で一番体が大きいのですが、髭の長さも一番長く、体の大きさと比例しているのだな・・・としみじみ感じる立派なお髭です。

体の小さいデッキ君のおひげは(”髭”というより”おひげ”と書きたくなるかわいさ)やはり一番短いです。

 

蕎麦は髭だけでなく舌の大きさ・長さも長くて、そりゃあ体が大きいのだから、舌も大きくなくては毛繕いが大変だよなと納得のいくサイズ感。

ただし時々(しばしば?)しまい忘れてはみ出しています。

はみ出したままで違和感がないのが不思議で、猫とはかわいく、しかし謎が尽きないなと思います。

 

 

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします!

 
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