朝靄に包まれてはじまったスタッフ邸の完成拝見会を2/16(日)に開催させていただきました。
足をお運びいただきました皆さま、ご参加いただきありがとうございました。
今回も11月の拝見会と同じく、阿蘇郡西原村での開催。
当日の早朝までは雨だったからか、拝見会のお家の方は雲の中のような景色が広がり、山々の雄大さを感じる場面からのスタートとなりました。
今回のスタッフ邸は、スタッフ家族とご両親家族の2世帯で住む計画のお家。
敷地は山の中腹にあり、川沿いの道から登ると外観が表れてきます。
ご両親世帯の平屋部分とガレージの下屋、水平方向に貼られた外壁も相まって、重心の低い水平方向へと伸びやかなプロポーションになっていました。
建物入口の方へ回っていくと、外壁に加え木をたっぷり感じる軒天に広々としたウッドデッキ、その間から望める山や暮らしの景色が広がります。
2世帯の導線となるウッドデッキはこれから施主のスタッフがDIYでつくる部分。完成目指して黙々と頑張るようです。
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2階のあるスタッフ家族世帯側は、玄関に入っても外にいるような景色が。
冬の楽しみ薪ストーブもこちらの玄関土間に設置。
寒い季節には帰宅後すぐに温かい道具が迎えてくれると思うと、扉を開ける気持ちもまた一入。
景色も重なってほっと心が和む一角になっていました。
薪ストーブといえば、このお家にはもう一台。
ご両親世帯の方にもOPENSUTUDIOさんにつくっていただいたオリジナルものが設えられています。
薪置きとストーブ本体を一体にするという希望から、とても、とても重たいものに。
搬入時には、スタッフたちも一緒になって懸命に運び、煙突に合わせてぴたりと添えつけられて完成!
この場所にしっくりと馴染む、素敵な一画に仕上げていただきました。
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二階建てのスタッフ家族世帯側は、二階の床と吹抜けに作ったロフトによって、床の高さが違う不思議な感覚を覚える面白い空間になっています。
南側にある大きな開口からは、その高さ違いの床の間から北側にあるダイニングやキッチンスペースへと、やさしい光を届けていきます。その様子がとても穏やかで、食卓風景もより豊かなものになりそうだなと連想される場所でした。
また、やさしく上品な印象の空間に仕上がった大きな要素となっている木製の窓は注目したい場所。
職人さんと何度も打ち合わせて作り上げていった窓の仕上がりは、木肌がとてもなめらかで美しく、月日と共により想いも深まっていきそうです。
最後にご家族それぞれの空間として使う予定の2階スペースを。
珪藻土や木材など、素材の違いで区切らずともそれぞれ居場所を感じられる場所に。
日々心が洗われて過ごすことが出来そうな、遠くまで想いを馳せたくなる風景が広がっていました。
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冬の澄んだ空気の中で開催でき、気持ちのいい一日となった今回の拝見会。
季節の移ろいを身近に感じ、手を加え経年変化をたのしみ、この場所で家族皆で過ごすこれからの暮らしの様子に、引き続き注目していきたいと思います。
沢山の皆さまにご予約いただけたり、オーナー様にもご注目いただいたりと、本当に嬉しい開催となりました。
お越しいただきました皆さま、足をお運びいただきまして誠にありがとうございました。
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熊本市内の「atelier leaf」、モデルハウス「すばこ」でも見学のご案内をしております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。