幼少期から絵を描くこと、工作をすることが大好きで、身近なものをデザインしたいと漠然と考えながら育ちました。建築はその中でも、人が入ることができ、五感を丸ごと使って空間を体感できる唯一のデザインだと思います。住宅を設計することは、目の前のお客様仕様でデザインすること。“誰かのため”ではなく“この人のため”とシンプルに考えられる仕事なので、とてもやりがいを感じます。
家族で一つ選んだタイトルには、絶対に実現したい思い・本質が表れると思います。北極星のようにぶれない目標に向かって、お客様と二人三脚の家づくりを楽しんでいきたいと考えています。あれもこれも実現したいと夢は膨らみ、時には要望がパンク状態になることは多々あります。住まい手の物差しで測った”心地よさ、スタイル”を引き出し、ブラッシュアップしていくお手伝いが出来ればと思います。
私の好きな言葉に“less is more”という言葉があります。便利すぎる時代の中で、本当に必要なものは何かを見極め、整理する…。シンプルだからこそ素材本来の持ち味が生きてきます。ホームパーティの家には、そうやって研ぎ澄まされて残ったものだけが持つ豊かさがあるように感じます。
一生連れ添う伴侶のような我が家。思い入れは一塩のはずです。大切にしたいヒト、モノ、コトを一つずつ整理して、住まい手オリジナルの“我が家らしさ”をつくっていきませんか。迷ったとき、いつでも話が出来る良き相談相手になりたいです。そして私自身も日々試行錯誤しながら、丁寧な暮らしを実践してくことが目標です。
屋外でおいしいご飯を食べるのが大好き。山の頂上でクッキングしたり、庭先でコーヒーを飲むだけでも私にとっては至福の時。テントなんて最高です。子どもがもう少し大きくなったらとことんアウトドア生活を満喫したいです。そして、いつかマイホームを手に入れたら、家だけでなくお庭も居心地良く手入れをし、屋外での”おうちご飯”を楽しみたいです。