6回目は、『基礎工事』についてお話します。
今回は写真をメインに基礎工事過程を一挙に紹介します。
我が家のそれぞれの工程は以下のとおりでした。
・整地~捨てコン~墨出し:約3日
・鉄筋組み:約1日
・基礎配筋検査~コンクリート打設:約2日
・コンクリート養生期間は約4日
地盤改良杭工事終了後、基礎工事が着工しました。
まずは地盤改良杭工事の整地をしたりベンチマークなどの確認。
その後、基礎の下にひく捨てコン(捨てコンクリート)をして墨出しなどを行っていました。
捨てコンとは、基礎の底面を平らにし墨出し用に敷く捨て打ちコンクリートのことみたいです。
墨出しとは、基礎や型枠の中心の位置や床・壁の仕上げ面の位置をマークするための、工事の基準となる線のことみたいです。
次に基礎コンクリートの枠組みと鉄骨組み。
第三者機関JIOによる基礎配筋検査。
そして基礎工事のメインイベント基礎コンクリート打設。
まずは基礎ベースコンクリート打設。
打設の最中に、先日の地鎮祭でいただいた鎮め物を一緒に埋めていただきました。
我が家と家族の安穏と幸福をもたらし、これから一生守ってもらいます。
ちなみに鎮め物の中身は、人型・盾・矛・小刀・長刀子・鏡・水玉をかたどった物が入っているらしいです。
一日置いて次の日の朝は生憎の小雨・・・しかしお天道様が味方をしてくれ。
午後から雨も上がったため、基礎立ち上がりコンクリート打設。
コンクリートを固める養生期間。
初期硬化の養生期間は季節(外気温)にもよるらしいですが、夏場で約4~5日冬場で約6~7日みたいで、強度基準に達するのは約4週間が必要らしいです。
また、打設後や養生期間中に雨が降っても大丈夫らしいです。
それは、そのまま乾燥させるより打設後水に撒いたほうが強度が上がることが実験で証明されており、さらには、急激に乾燥が進むとクラック(ひび・亀裂)が入るため、それを防ぐために湿潤養生と言ってわざわざ水を撒いたりひいたりするらしいです。
打設後の雨は『恵みの雨』らしいですよ!
さて、養生期間も終わり枠組みばらしと基礎レベルチェック。
実際見に行きましたが、素晴らしい出来でした。
レベルチェックも 『OK』がでてひと安心。
今回ことわざを!
『縁の下の力持ち』
ある意味家でも勉強・仕事でも一番大切なものは基礎だと思います。
日頃目につかないところで、当たり前のように支えている。
なかなか表舞台に立つことはないが、その存在なしではありえない、基礎の存在価値は極めて高いと思いました。
今回我が家の工事現場を見ていていろいろ学ぶことができ、実感することができました。
また一つ我が家の完成に近づきました!
さて次は、とうとう上棟式の木工事(大工工事)がスタートします!!
次回は、『上棟式』について書きたいと思いま~す。
つづく・・・