3回目は、『打ち合わせの日々』についてのお話をします 。
まず、私たちの設計に携わってくれる担当Designer『Designer田中さん』を紹介します。
第一印象は
『独特な雰囲気を持った人だなぁ~。』
『芯を持って仕事に打ち込む人なのかなぁ~。』と思ったのを覚えています。
自分たちが一生過ごすことになる我が家を、この人に設計してもらうんだって思った時に『面白い家になるかも!』と直感で思いました。
私たちの無理難題・わがままを取入れながら、自分の設計に誇りと根拠を持ち、独創的な感性と奇抜な発想で、本当に面白くかっこいいことを考えて提案してくれる方です。
私的にはDesigner田中さんの設計に対する方針や考え方にプロの仕事を感じ、安心してお願いすることができました。
たまにやり過ぎてしまうところもありますが、私は大好きです(笑)。
打ち合わせの度にワクワクさせられました!
これからが本題。
今回も長文です・・・(笑)。
土地も決まり、いよいよ打ち合わせのスタート!
初回打ち合わせ。
私たちの意見・意向を聞いてもらったのですが、まぁ~いろいろ希望・理想が出るわ出るわ!
その中の代表的なもので私は、
『土間(コンクリート土間)が欲しい、それも大きく開放的に!』が一番の希望でした。
理由は、とにかく昔ながらの土間が好きなんです(笑)。
・黒のカラクリート(カラーコンクリート)土間のCoolさ!
・雨の日でも子供たちが土間で遊べる自由さ!
・昔を思い出すようなレトロな雰囲気etc・・・。
主人は、
・大きな木製サッシPROFILE WINDOWSのHEBESCHIEBE(通称M窓)を絶対入れる。
・薪ストーブをできれば入れたい。
・独創性があって仕切りのないオープンな家がいい。
という希望でした。
第二回打ち合わせ。
そんな私たちの意向を取り入れた上でDesigner田中さんが第1段階の設計図の披露!
面白くていい設計でしたが、私が『もうちょっと攻めた設計も見たいな・・・。』ということで、違うパターンをもう一度作ってもらうことになりました。
そして第三回打ち合わせ。
『かなり攻めてきました。攻めすぎたかも(笑)。』Director牟田口さん・Designer田中さん
『いいんじゃない。独創的で面白い!』気に入った私。
『かっこいいけど・・・ちょっと攻めすぎなんじゃない?』戸惑いと迷いを見せる主人。
さんざん4人で話し合い、最終的には私の勢いに押されてこの設計を元に『GO』!
私たちの理想の家の実現に向けて一歩前進した打ち合わせでした。
数日後・・・。
ある日、設計が出来上がっていく過程でふと不安になることもありました。
『本当にこの設計で良かったのか・・・?』
『ちょっと攻めすぎたんじゃないか・・・?』
私が設計に『GO!』サインを出したようなもの・・・。
責任と重圧を感じてしまい、その日の晩は中々寝付けませんでした(笑)。
不安は溜めこまない私、翌日には主人に相談。
そしたら、『あの設計いいよ。面白い!大丈夫だよ!』と言ってくれて、この一言で私の不安は解消!
やっぱりこれで『GO』確信しました。
それから、幾度となく打ち合わせを重ねていく中で、凝り性の主人は、毎晩子供たちが寝てからネット・本を見て家に関することを一生懸命調べ、Director牟田口さん・ Designer田中さんに毎回のように提案・変更・質問の嵐・・・嫌な顔見せず親切丁寧に相談に乗ってくれていました。
でも毎日忙しいのに、いい迷惑だったでしょうねぇ~(笑)。
そんな試行錯誤しながら、
Director牟田口さん・ Designer田中さんとの打ち合わせも気付けば半年以上が経過・・・。
『私たちって打ち合わせ長くない?』と思ったのは私だけ?
結局、打ち合わせは約半年10回以上の打ち合わせ。
主人は打ち合わせが終わりにさしかかるにつれ
『打ち合わせ楽しいのに、もうすぐ終わるのか・・・寂しい・・・まだまだ続けたい・・・』
『家が建たんじゃないね!』と私。
打ち合わせに時間を要しましたが、想像以上に新しい発見があったりで楽しい毎日でした。
ここまで手をかけて一から作り上げていく我が家が可愛くないわけがないですよね。
母の言葉。
『夢(理想)は大きく。でも・・・現実は小さい。』
最初の打ち合わせでは、大きな夢しか持っていませんでしたね(笑)。
実際打ち合わせを進めていくうちに、大きな夢が研ぎ澄まされ洗練され現実になっていく様は、楽しいですよ!
さて、いよいよ建築着工です。
これから建築段階などできるだけ更新していきます。
まだまだ初めづくしの日々が続きますが、楽しんでいきます。
次回は、『地鎮祭』について書きたいと思いま~す。
つづく・・・