7回目は、『上棟式』についてお話します。
上棟式の前に様々な準備を行っていきます。
我が家のそれぞれの工程は以下のとおりでした。
・土台敷き:約2日
・足場組み:約1日
・上棟式:約1日
まずは、土台敷きを行いました。
基礎の上に基礎パッキンと土台を敷き、大引と断熱材そして構造用合板を入れていきます。
基礎パッキンは、基礎と土台の間に設置するもので、床下と外部の換気を目的とし、床下の換気を良くすると共に、 基礎と土台の縁を切り、コンクリートが吸った湿気を土台に上げない役目があるそうです。
そして足場組み。
上棟の準備も完了し、先日上棟式を行いました。
上棟式当日天気を一番心配しましたが、晴天で日中は30℃超えていました(暑)。
日陰もなく、ヘルメットをかぶって一日中作業をする大工さんたち!
1時間外で立っているだけでもつらいのに、大工さんたちの体力の凄さに頭が下がります。
AM8:00開始。
クレーンを使いまずは1階の通し柱・管柱・間柱・胴差しそして梁。
1時間ぐらいで1階部分がほぼ完了。
次は2階の杉無垢ボード貼りと軒桁・母屋・垂木・棟木などの柱。
我が家は従来の構造用合板と床材の床ではなく、杉の無垢ボードを使用しました。
それは1階の天井を無垢のあらわしにしたかったからです。
杉の特徴である温かさと柔らかさはもちろんのこと、天井あらわしによる木目を十分に楽しみたかったからです。
また杉無垢ボードを使用することにより、1階の天井と2階の床を1枚のボードで済み、コスト削減もできるボードなのです。
デメリットとしては、従来の構造用合板と床材より若干薄く、音が少し響くことでしょうか。
それを除けば、断熱性や強度も申し分ないボードです。
そしてお昼休憩のときに、上棟式を行いました。
Director牟田口さんたちが神棚を準備してくれて、私が手書きした木のボードを並べて、家の神様にお参りしました。
私お手製のボードが何とも、幼稚くさくて(恥)。
事前に、自宅から地鎮祭のときに使用したお神酒とお札そしてお清め用のお米・いりこ・塩を準備して神棚に奉納し上棟式を執り行いました。
神様に建築の無事を祈って、四隅にご神酒とお米・いりこ・塩を混ぜ合わせたものを置いて娘と一緒に祈願しました。
上棟式後は、労いと感謝を込めてHOME PARTYスタッフと田中棟梁をはじめ大工さん達とで、一緒に楽しい昼食会をしました。
午後からは、残りの柱・登り梁と薪ストーブ用煙筒の枠組みと屋根の野地板貼りとルーフィング(防水シート)。
屋根のルーフィングが終了したのが7時ぐらいで長い長い1日でした。
主人は朝からほぼ最後まで1日中作業に見惚れていました。
でもその代償に、天気に恵まれ過ぎて元々色黒なのに、さらに真っ黒になってしまいました(笑)。
私は、子供を連れていたので作業を2時間程度しか見れなかったのですが、家のかたちがどんどん出来てくる光景は圧巻と共にきれいでしたね。
例えれば、パズルのようにピースが合わさっていく感じ!
木と木がピタッとはまって計算尽くされて、棟梁と大工さんたちのの手際のよさと、連携のとれたチームワークで、1日で家のかたちするとはさすがプロだなぁっと改めて実感しました。
当たり前ですが、素人の私たちでは到底できないことです。
誇りと自信を持って取り組んでいるんだろうなぁって勝手ながら思っちゃいました。
無事に上棟が終わり、いよいよ我が家のかたちが見えてきました。
完成にはまだまだ時間がかかりますが、楽しみでなりません!
田中棟梁をはじめとする職人さんにお任せするしかできない立場ですが、安全第一で素敵で最高の我が家を造ってください。
余談ですが、なぜ私は2時間しか入れなかったのかというと、息子は猛暑に負け2時間足らずの上棟式参加で発熱してしまいましたぁ~・・・それも高熱!
家も大事ですが家族が1番ですので、後ろ髪を引かれる思いで帰宅の途に立ちました・・・(涙)。
もっと写真撮りたかったぁ~(悲)。
まあ、これもいい思い出?・・・ですよね(笑)。
上棟式を終え、我が家のかたちが出来上がり、また完成に一歩近づきました!
さて次は、これから日々変わっていく我が家を更新していきます!!
次回は、『木工事①』について書きたいと思いま~す。
つづく・・・