我が故郷くまもと、梅雨入りしましたね。
雨の季節です。
みなさんは、雨の日はお好きですか?
わたし、小さい頃、
父親の建てた小さな一軒家の床の間から、
雨が滴り落ちるのを、じーっと見ていたのを思い出します。
いつの頃からかなぁ、雨が嫌いになったの…。
あ、I家の家つくりブログ27です。
雨仕舞いだけでなく、
雨を感じる、自然を共に生きる…
そんな家の設計のハナシです。
私の幼少の頃、雨を愉しんでいました。
雨は独特の世界観をくれます。
陽の光をさえぎり昼間なのに薄暗い世界を。
いつもは映えない壁も、雨が当たって変色し、今まで壁が耐えて来た傷跡をあらわにする。
雨の雫は、ときおりキラキラと輝きをくれる。
雲の間から陽の光を通し、天の光を感じさせてくれる。
まだまだ沢山の恩恵があるのですが、このくらいに。
現代の建築のように、
全部雨樋で雨を受けてしまったら、
自然のイトナミを感じずもったいない。
昔の縁側や玉砂利のあるような日本家屋は素敵ですね。
それでI家の、とある場所は
雨はそのまま滴るように設計してもらいました。
その雨をひたひた…観れるようにも。。
実際は、、、、
図らずも、
子供たちは説明せずとも、感じ取ってくれる。
良い家になりました。
大きな天災もありました。
まだまだ乗り越えるべきもの、たくさんありますが、
私たち人間も自然の一部。
自然と戦わず、共にその力を活かし合えたらいいなあ。
まもなくI家の家も完成です。