熊本市東区に建つ、5人家族のための戸建住宅。制限のある建築条件の中で、家と敷地全体を総合的に計画しました。主となる居場所のLDKを敷地の中心とし、音楽ルーム・スタディースペースなどは窓を外部の目線と交わりにくい位置に計画することで、光や風を取り込み、角地にありながら落ち着いて快適に暮らせる住環境の実現を目指しました。
所在地 | 熊本市東区 |
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完成 | 2015年 |
1階床面積 | 57.96㎡ 17.53坪 |
2階床面積 | 48.02㎡ 14.52坪 |
設計 | HOMEPARTY |
家族の暮らしに「フィットする」
空気や熱までデザインされたすまい。
近くにある江津湖の水面がキラキラと光る、よく晴れた冬のはじめの休日、ホームパーティのすまいに住まわれて約2年が過ぎたS様のお宅を訪れました。
S様一家は5人家族、玄関を開けると3人の女の子とトイプードルのサラが元気に出迎えてくれます。
別々の場所で違うことをしていても、家族が一緒にいるような感覚で過ごしています。
「(家づくりで)こうしておけばよかった」ということが、不思議と思い浮びません。
ーとっても明るいリビングですね。
ご夫婦 打ち合わせの最初のヒアリングで、デザイナーさんに「明るくて風が通る」という希望をお伝えした通り、南側にたくさん窓があって明るく、風の通りも抜群の家になりました。
奥様 細かい部分は、全てデザイナーさんの提案を受け入れて全てお任せしたんですが、 女性のデザイナーさんが生活動線や収納のことも しっかり考えてくれたお陰で、住んでみて「こうしておけばよかった」という不満が不思議と思い浮かびません。
ーお気に入りの場所を教えてください。
ご主人 気がつくとキッチンの端にもれかかって、リビングやスキップフロアで遊ぶ子ども達をぼーっと眺めていることが多いですね。冬の寒い日に、薪ストーブの炎を眺めることも愉しみのひとつです。今年から、親戚に木を貰い、チェンソーや斧で割って、薪を自分でつくっています。焚きつけたときの香りが樹種毎に違うので、色々と試すのもおもしろいです。
奥様 私はキッチンの周りにいることが多いですね。カウンターに座ってお茶を飲んだり、読書をするのが至福の時です。
ー2階は仕切りがないですが、お子様たちはどのように使われていますか。
奥様 当初から子どもの個室は作らないつもりでした。子ども達は一人でいるのを怖がることもあり、小学生の長女は1階の和室で勉強しています。将来的に個室が必要になったら、今はクローゼットにしている部屋を勉強部屋にするかもしれません。コンパクトですが、窓から江津湖が見えて落ち着くんです。
ご主人 空間が繋がっているので、2階で子ども達が遊んでいる声や、長女がでピアノの練習をしている音が1階にも聞こえてきます。家族が別々のことをしていてもいつも一緒にいる感覚で気に入っています。
ーOMソーラー、ZEH(ゼッチ)の家の効果は感じられますか。
ご夫婦 光熱費がほとんどかからないので助かってます。OMクワトロソーラーで発電しているので、電気代は冬でも売電量の方が多いですし、ガス代も以前より下がりました。特に夏は、OMソーラーのお湯とり機能のお陰でガス代がほとんどかかりません。
奥様 OMソーラーのお陰で冬場の脱衣所がひんやりしないのがとても良いです。お風呂場も寒くないし、家全体が暖かいのでどこにいても快適です。
―お子様が3人いらしゃいますが、とてもすっきりとしていますね。
奥様 遊びにきた友人からも「モデルハウスみたい」ってよく言われます。もともと、物は多くない方なんですが、この家に住んでからはますます厳選して買うようになりました。空間が洗練されているので、この家がなんでもおしゃれに見せてくれるんです。(笑)
収納に関しては、こちらから要望したわけではないんですが、キッチンとリビングの両方から通じる脱衣所に、食品関係とお風呂用品に分けて設置した棚がとても役立ってます。ロールスクリーンで目隠しをするアイディアも大当りで、女性のデザイナーさんに提案して頂き良かったと感じています。
ご主人 妻とは逆でけっこう衝動買いをしてしまう方なんですが、家が片付いていると、買う前に「ヘンなものは置けない」と思ったり、ものを選ぶときの規準にもなりますね。最近では、玉子焼きがふんわり焼ける銅製のフライパンや、ご飯を炊く土鍋など、一生モノのキッチン道具を買いました。
ーこれから家づくりを考えている方へ、アドバイスをお願いします。
奥様 一生に一度の買い物ですから、永く住むことを想像して会社を選ばれると良いと思います。私自身、家を考え始めた当初は何となく「プロヴァンス風が良いかな」なんて思っていましたが、HPのモデルハウスを訪れて、シンプルな空間が一番落ち着くと実感しました。それから、ピンポイントになりますが、内壁の「湯布珪藻土」はオススメです。調湿効果が素晴らしくて、梅雨でも室内干しで洗濯物がからっと乾くのには驚きました。
ご主人 建てる前はお金や間取りのことばかり気にしがちですが、建築中の現場管理や、住んだ後のアフターメンテナンスのことも大切だと思います。建築中、私たちは遠方に住んでいましたが、写真つきで頻繁に現場の報告をしていただいたので、安心してお任せできました。また、熊本地震の際、私は単身赴任で家を離れていましたが、スタッフの方がすぐに来てくださったことで、私も家族も安心できたように思います。HPはスタッフの方も親しみやすく、ちょうど良い距離感で接してくれるので意見も伝えやすいですよ。
近くにある江津湖の水面がキラキラと光る、よく晴れた冬のはじめの休日、 ホームパーティのすまいにご入居されて約2年が過ぎたS様邸を訪れました。
S様さん一家は5人家族、 チャイムを鳴らすと、3人の女の子とトイプードルのサラが裸足で元気に出迎えてくれます。
少し肌寒い外とは別世界のように、ぽかぽかとした陽ざしが振りそそぐリビングでは、奥様はお昼ごはんの準備中、ご主人は私たちのために薪に火をくべていらっしゃるところです。
家を建てる前のSさん夫婦の具体的な要望は、「明るくて風が通るリビング」のみ。
はじめにデザイナーに要望を伝えるヒアリングの時に、大まかな希望のみを伝えられたところ、南側にたくさん窓があり、吹き抜けから明るい光が差し込む希望通りの家になったそう。 打合せ当時のことを伺うと、遠方に住まれていたこともあり、細かい部分は全てデザイナーの提案を受け入れて任せていたと振り返られます。
担当の女性デザイナーが生活動線や収納のこともしっかり考えてくれ、「とても使いやすいデザインになっていたんです」とにこやかに話される奥様。
周りから、住んでみて「こうしておけばよかった」という声をよく耳にするのが不思議なほど、特に不満や後悔が思い浮かばないそう。
広いリビングいっぱいにお子様と犬のサラが遊びまわっていても散らかっている印象がないのには、訪れたスタッフも驚きました。
「収納にはかなりこだわったんだろうな」と思いきや、「特に要望したわけではないんです」との答え。 聞くと、キッチンとリビングの両方から通じる脱衣所に、食品関係とお風呂用品に分けて設置した棚がとても役立っているそう。さらに、棚をロールスクリーンで目隠しをするアイディアも大当りで、「女性のデザイナーさんに提案してもらたプランが自分たちにフィットしていたんだなあと、住んでみてから改めて感じているんです」と教えてくださいました。
ご主人のお気に入りの場所はキッチン。
気がつくとキッチンの壁にもたれかかって、リビングやステップフロアで遊ぶ子どもたちをぼーっと眺めていることが多いそう。
冬の寒い日は、薪ストーブの炎を眺めることも愉しみのひとつ。親戚に木を貰い、チェンソーや斧で割って自分で薪づくりもはじめました。焚きつけたときの香りが樹種毎に違うので、色々と試すのがこれからの楽しみで、HOMEPARTYのオーナーさんと薪の情報交換もされてるんだとか。
奥様もキッチンの周りにいることが多いんだそう。 料理や洗い物を終えたあと、カウンターに座ってお茶を飲んだり、読書をするのが至福の時だとにこやかに話されます。
奥様がお昼の準備をしていると、別々の場所にいた3人姉妹が自然と集まってきて皆で玉子焼きをつくりはじめます。
カウンター越しに囲めるキッチンなので、まだ背の小さい妹たちもカウンターに上がって気軽にお手伝いしてくれるんだとか。キッチンはSさん一家の中心にあるようです。 また、キッチンの奥は脱衣室へとつながっていて、キッチン、脱衣室、リビングと回遊できる設計もS様一家が気に入っているポイントのひとつ。
この日も次女のMちゃんは、キッチンの周りをぐるぐると元気に走り回っていました。
当初から子どもの個室は作らないつもりだったというSさん夫妻。
子どもたちは一人でいるのを怖がることもあり、小学生の長女は1階の和室で勉強することが多いそう。
将来的に個室が必要になったら、今はクローゼットにしているという2階の小部屋を勉強部屋にするという選択肢も残してあります。このお部屋をちょこっと拝見させていただいたところ、コンパクトですが、窓から江津湖が見えて囲まれている感じが1人で集中して過ごすのにはぴったりな雰囲気でした。
「2階は寝るためだけの場所」になりがちなお宅も多い中、Sさん宅では吹き抜けと階段から空間が繋がっているので、2階で子ども達が遊んでいる声や、長女がピアノの練習をしている音が1階まで聞こえてきます。 「家族が別々のことをしていてもいつも一緒にいる感覚で気に入っています」とご主人。
吹き抜けやリビング階段、仕切がないお家の心配ごとと言えば空調の効き具合と光熱費。
SさんちはOMソーラーや薪ストーブを取り入れて、空気の流れまできちんとデザインされています。 空間が繋がっているリビングや2階だけでなく、「冬場の脱衣所がひんやりしないのがとても良いです」と奥様。屋根で温めた空気を床下に送るダクトが脱衣所のそばにあるので、脱衣所もお風呂場も暖かいんだそう。 また、ZEH(ゼッチ)にして、光熱費がほとんどかからなくなったというのも嬉しいポイント。特に夏はOMソーラーのお湯取り機能でガス代もほとんどかからないんだとか。
「すっきり」「シンプル」そんな言葉がぴったりのSさんち。
遊びにきたご友人からも「モデルハウスみたい」とよく言われるそう。
もともと、物は多くない方とのことですが、「この家に住んでからはますます厳選して買うようになりました」とご夫婦共通の変化もありました。
「私はけっこう衝動買いをしてしまう方だったんですが、家が片付いていると【ヘンなものは置けない】と、ものを選ぶときの規準ができました」とご主人。 「この家がなんでもおしゃれに見せてくれるんです(笑)。」と冗談交じりに話しながらも、置いてある日用品のひとつひとつにこだわりが感じられます。
家を考え始めた当初は、何気なくでモデルハウスなど見ていたのが、ホームパーティのモデルハウスを訪れてからは、「シンプルな空間が一番落ち着く」と気がついたという奥様。
「建てる前はお金や間取りのことばかり考えがちでした」というご主人も、永年住む家なので自分たちにあった雰囲気や住み心地の大切さを感じているそう。
寒がりで以前は、冬にこたつが必需品で毎年しもやけになっていたという奥様が、この家に住んでからは、こたついらず、しもやけ知らず。自然素材に囲まれて暮らすことで、家族全員風邪もひきにくくなった気がするなど、家の住み心地が暮らしにもたらす変化は大きかった様子。
階段の踊り場をお子様の遊び場にしたり、2階の煙突のそばを洗濯物干し場にしたりと、空間のすみずみまでを工夫して今の家族の暮らしに生かされたSさんち、これからもSさん一家らしく変わっていくのでしょう。
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